- あいさつ -
浜松市長鈴木 康友
吹奏楽の発展と友好交流に大きく貢献されている「アジア・太平洋吹奏楽大会」が、1994年の
第8回浜松大会以来、節目となる第20回記念大会を、再び浜松市で開催できますことを大変嬉しく
思います。
2018年7月19日から7月22日に開催する大会は、多くの方に吹奏楽の魅力を堪能いただけるよう、アクトシティ浜松中ホールにて開催するオープニングコンサートを皮切りに市内4会場で行われる
サテライトコンサート、屋外で行うプロムナードコンサート、アジア・オセアニア圏の吹奏楽の
更なる発展を考察し展望を描くシンポジウム、来日した全団体及び日本の小学生から大人まで幅
広い世代の団体が2日間に渡って演奏披露するメインコンサート、次回開催地の台湾に引き継ぐ
クロージングコンサートと、充実した内容になっております。
浜松の音楽文化にとってかけがえのない吹奏楽の取り組みが、国境を越えた友好を育むと共に、
ユネスコ創造都市ネットワーク音楽分野の加盟都市として「音楽の都・浜松」を世界に向けて
発信しながら、世界の音楽文化の発展に貢献し、更なる飛躍に努めてまいります。
皆さま方の一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、あいさつとさせていただき
ます。
APBDA2018浜松大会
実行委員長遠山 詠一
第20回記念アジア・太平洋吹奏楽大会の開催にあたり、多くの方々の温かいご支援とご協力に
心から御礼申し上げます。
この大会は、アジア太平洋地域から優秀な吹奏楽バンドと吹奏楽指導者が集まり、実力を磨き
合い交流することを目的として、2年ごとに開催されております。1978年に東京で第1回を開催、
その後、開催地は加盟各国を巡り、1994年に浜松において第8回大会を開催しました。今回再び
浜松の地で第20回という記念すべき大会を迎えます。
この間、浜松市では、2014年にアジアで初めてユネスコ創造都市ネットワーク音楽分野への
加盟を果たし、アクトシティ浜松で毎年開催される「全日本高等学校選抜吹奏楽大会」も30回を
数えることとなりました。そしてこの大会では12の国と地域から選ばれた海外14団体と複数の国内
団体が、四日間にわたりコンサート、シンポジウム、サテライトコンサートなどの様々な活動を
通じて交流を深めます。浜松市における吹奏楽の交流が海を越え、音楽を愛する人々と手を取り
合い、感動の輪が波のように広がっていくことを願っております。
結びとして、吹奏楽への皆様の熱いご声援をいただけますようお願い申し上げ、ごあいさつと
させていただきます。
