作曲者紹介

作曲者

池辺 晋一郎

池辺 晋一郎

曲名石は主張する-吹奏楽のために

演奏光ヶ丘女子高等学校

作曲者プロフィール

1943年水戸市生まれ。67年東京藝術大学卒。71年同大学院修了。66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。68年音楽之友社賞。以後ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞3度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度などを受賞。
97年N響有馬賞、02年放送文化賞、11年横浜文化賞、15年姫路市芸術文化大賞、16年渡邉暁雄音楽基金特別賞。04年紫綬褒章を受章。作品:交響曲10曲、ピアノ協奏曲3曲、チェロ協奏曲、オペラ「死神」「耳なし芳一」「てかがみ」「鹿鳴館」「高野聖」ほか管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲、邦楽曲など多数。映画「影武者」「楢山節考」「うなぎ」「春を背負って」他約70本、俳優座・文学座・無名塾他演劇音楽約500本、TV「独眼竜政宗」「澪つくし」「元禄繚乱」「未来少年コナン」他。著書多数。現在東京音楽大学客員教授、横浜みなとみらいホール館長、東京オペラシティ・ミュージックディレクター、石川県立音楽堂洋楽監督、世田谷区音楽事業部監督、文化庁国民文化祭実行委員会副会長、日中文化交流協会理事長、新国立劇場、東京交響楽団、放送文化基金他の理事、評議員など。世界平和アピール七人委員会委員。09年3月まで13年間TV「N響アワー」の司会。


作品解説

「バンド維新」のために曲を書くのは2度めである。前回は2011年。「樹々は主張する」という曲だった。タイトルで明らかだが、それに連なるのが今回の作品である。
「樹々」の場合同様、「石」も具象的な描写の対象ではない。フレーズの末尾にある種の癖を持つオスティナートに、主張する石を象徴させたと言っていい。その動きに誘発されたユーフォニアムがソロ的に跳梁するが、協奏曲にしようと考えたわけではない。このユーフォニアムを石と捉えても差し支えはないが、作曲者としては、むしろ石の主張が生んだ波及効果の一環のつもりである。
E♭クラリネット、アルトクラリネット、ダブルリード属や弦バスを欠いた編成であるが、現場で、それらの楽器をこのスコアに加えることがあっても一向にかまわない。僕は吹奏楽を書く機会が多くない作曲家であるが、吹奏楽のスコアはフレクシビリティを具備すべきと考える──と「僕は主張する」から。

 

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