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作曲家紹介

KABASAWA Mino加羽沢 美濃

加羽沢 美濃

1997年、東京藝術大学大学院在学中に、コロムビアからCDデビュー。すでに20枚を越えるCDが発売されている。「題名のない音楽会」「名曲リサイタル」の司会をはじめ「紅白歌合戦」「トップランナー」「スタジオパークからこんにちは」など多数のテレビ、ラジオ番組に出演。

これまでに作曲家として『チルソクの夏』『四日間の奇蹟』『ホテルビーナス』『出口のない海』『檸檬のころ』『獄に咲く花』『日輪の遺産』『指輪をはめたい』『ツレがうつになりまして。』等の映画音楽を手掛ける。舞台音楽では『黒部の太陽』など話題作を数多く担当。ピアニストとして、高嶋ちさ子とのユニット『Chisa Mino』を始め、全国で演奏活動を行う。2003年には、ヴァイオリニスト徳永二男から委嘱された12人のヴァイオリニストのための『月のオーラ』、2010年にはチェリストの向山佳絵子から委嘱された12人のチェリストのための『名もなき風』を初演し、好評を博す。

現在、NHK Eテレ「らららクラシック」総合司会を務める等、活動は多岐に渡る。

 

URL http://www.minokabasawa.com/

ディアーナの息吹

[ 作品解説 ]

日が沈み、森に静寂な闇が訪れると、木々や生き物はそっと息を潜め、眠りに就くと言われています。そして、森の魂を包み込む様に見つめる、森の女神ディアーナ。この曲は、ディアーナの温かい優しさ、生き物達の溢れ出るエネルギーを、物語の様に紡いでいます。
静かに昇り始める太陽。その光とエネルギーを感じ、少しずつ息を吹き返す森の生命達。そんないつもと変わりない朝を迎えたはずの森に、突然嵐が襲いかかります。森の風景は一変し、命がけで生き延びるための戦いが始まります。
雨があがり、風がやむと、汚れたものが全て洗い流され、清らかな空気と共に、新しく生まれ変わった美しい森が目の前に現れます。鳥たちは歓びに満ちたメロディーを奏で始め、それに答える様に、優しい風と一緒に伴奏を始める木々。
皆さんの若々しい息吹で、自然の神秘や脅威、そして美しい森の再生を表現して頂けたら…と願いを込めて。

[ 編成 ]

Piccolo
Flute
Fagotto

B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet

B♭ Soprano Sax
E♭ Alto Saxophone
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1(Piccolo Trumpet),2
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba

String Bass

Timpani
Percussion 1(Snare Drum / Bass Drum / Wind Chime)
Percussion 2(Suspended Cymbal / Crash Cymbals / Triangle / Tambourine)
Percussion 3(Tam tam / Vibraphone / Marimba / Glockenspiel)

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