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作曲家紹介

HARADA Keiko原田 敬子

原田 敬子

幼少よりピアノによる即興によって、作曲を始める。
桐朋学園大学で作曲、ピアノ、室内楽、指揮を学び、’93年同研究科過程を修了。作曲を川井学、三善晃、ブライアン・ファーニホウに、ピアノを間宮芳生、室内楽をジョルジ・クルターク氏に師事。
これまでに、第62回日本音楽コンクール第1位、安田賞、E・ナカミチ賞、山口県知事賞、芥川作曲賞(2001)、中島健蔵賞(04)などを受賞。
また欧米豪州を中心にした活動は、国際交流基金、野村国際文化財団、朝日新聞文化財団、日加基金、外務省、ダルムシュタット(IMD)、ロワイヨモン財団(仏)、バルトークセミナー、OTHER MIND(米)他、多数の助成によって支えられている。
’02年には、ロックフェラー財団(ACC)により、ニューヨークに滞在。作品は、国内外の主要な音楽祭やセミナーの他、欧米豪州の現代音楽アンサンブル(イクトゥス、シャンダクシオン、エリジオン、ニューアンサンブル、フォルミンクス、アンサンブル・モデルン、リブラ、リミックス他)の委嘱を受け、また国際的に活躍する演奏家の指名による委嘱も多い(山根孝司、田崎悦子、宮田まゆみ、鈴木俊哉、吉村七重、シュテファン・フッソング、カリン・レヴァイン、マイケル・スヴォボダ、ヨーヨー・マ 他)。
’03年、作品’第3の聴こえない耳’が、国際ヤコビ・コンクール(独)の課題曲に選定。また異分野とのコラボレーションは近年特に活発に行い、いけばな、ダンス、演劇(宮城聰、鈴木忠志演出)の他、吉田喜重監督の映画<鏡の女たち>の作曲を担当、特別招待作品となった第55回カンヌ国際映画祭(’02)に出席。
’89年から10年間、アンサンブル・マニュファクチュアを主宰、渋谷ジアンジアンでの定期コンサートでは、世界の最先端の作品を日本初演。
’98年アンサンブル・ノマド設立に参画。
’99年からは第一線で活躍する演奏家と共に、舞台芸術としての音楽の在り方を新しく提案する<サウンド・ギア>プロジェクトに関わり、従来の演奏会のスタイルを超えた試みを、舞台芸術家と共に追求。その他、作曲フォーラム(’99-’04)企画主催、アンサンブル・モデルン・アカデミー(IEMA)の日本での参画など、現代音楽の教育の可能性も探っている。
’05年より、トーキョーワンダーサイト(東京都)の音楽アドヴァイザーとして、若手音楽家の支援企画や、コンサートの企画を推進。
’07年SRドイツ放送局とライプツィヒ・ゲワンドハウスでの個展、コンポーザー・イン・レジデンスとして国際音楽祭で新作を発表の他、いずみホール、紀尾井ホールによる2ホール共同委嘱を受ける。
‘ 08年NHK交響楽団「ミュージックトゥモロウ」で委嘱作品が初演される。
’93年より桐朋学園大学において後進の指導に関わる他、静岡音楽館講師。
自作品集CDは、近年連続して2枚がリリースされている(ベルギーCYPRES社とフォンテック社より)他、楽譜がEDITION WUNN(独)、全音出版社より出版されている。

ウィンドアンサンブルのためのタブロー

[ 作品解説 ]

[ 編成 ]

Flute 1(Picc.),2

B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet

E♭ Alto Saxophone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1,2 +Rain Tree(long)
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani
Percussion (S.D. / B.D. / 2 Sus.Cym. / Sizzle Cym. / H.H.Cym. / Antique Cym. / Tam-tam(large) / Thai Gong / Bongos / Xylo. / Mari. / Glock. / Vib. / Wood Blocks / Sand Paper Blocks / Guiro / Triangle / Super Ball / Rute / 弓)

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