浜松こども館は,遊びを通じた多様な社会・文化体験と,交流機会を提供する施設です。

浜松こども館分室「ここ・い~ら」

こども館今日の風景

ぴっぴの取材ママ体験記「土ねんどで遊ぼう」

子どもが喜んで遊ぶのはわかっているのに、家では遊ばせるには少し躊躇してしまう遊びがあります。それは「ねんど」。

最近の粘土はカラフルで見ていて楽しいのですが、汚さないように下に紙を敷いたり、細かい粘土がカーペットにつかないかどうかチェックしていたり...。片づけもおっくうに感じてしまうのです。

そんな時、こども館で「土ねんどで遊ぼう」というワークショップが定期的に行われていると知り、これは子どもに思いっきり遊んでもらえる!と喜び勇んで参加してきました。

 

定刻より10分ほど前に到着。早く遊びたい娘たちはワークショップの部屋のガラスの壁越しに見られるねんどや、たくさんの作品をかじりつくように見ていました。

「今日はどんなものを作ろうかな?」といろいろ考えていたようです。

 

定刻どおりに扉が開き、順番に入っていきます。子どもたちは待ちきれない様子。テンションも上がりっぱなしです。

まずは靴と靴下を脱ぎ、左側にある手洗い場で石けんを使いながら念入りに手を洗います。タオル等は用意されていないので持参してくださいね。

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その後はスタッフの方に筒状になったねんどをもらいます。

このねんど。家庭で用意するには難しいだろうという大きさ! これだけあれば思う存分遊べます。しかも土ねんどということで、普段感じることのないひんやりとした感触とずっしりくる重さ。4歳と3歳の娘はかかえるように運んできました。重たいねんどを運んでくる姿を見て、力がついたなぁと感じました。

 

それからは好きな場所に座り、自分たちが作りたいものを思うように形にしていきます。

面白いなと思ったのは、慎重な長女は塊から少しずつつまむようにして取り、小さな作品をいくつも作るのに対して、豪快な次女は大きく取ってこねこね、ぐりぐり、べたんべたん!

それぞれの性格がねんどと一緒に形になっていって、見ているだけで楽しくなります。

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まわりを見渡してみると子どもの数だけねんどの楽しみ方があるようです。長く長くへびのようにつなげている子。塊のねんどをぴょんぴょんと両足で踏みつけて楽しむ子。お母さんと一緒に立体的な作品を作る子。お父さんに作った作品を一生懸命説明する子。しかし共通しているのは、どの子もみんな真剣な顔!

最初は遠慮してまわりに広がらないようにしていたのですが、夢中になってくると動きも大きくなっていきます。隣の子がどんなものを作っているのか気になって声をかける光景も見られました。

娘たちも、隣で夢中になっているお兄ちゃんの長い作品が気になったようで、

「ママ見て!長いよー」と声を大きくして話していました。

 

家ではつい目先の家事をしてしまい子どもの姿と向き合う時間がなくなってしまうのですが、ここでは子どもたちの普段見られない顔が見られてうれしくなります。それはどのお母さんお父さんも同じようで、みんな顔が和らいでいます。

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一方、おじいちゃんおばあちゃんは子どもたちと真剣にねんどで遊んでいて、

「ここはこうしたらいいよ。」

「こうしてなめらかにすると...」

なんて声が聞こえてきました。童心に返って一緒に遊んでいる姿がなんだかとても心強く感じました。

 

思いっきり遊んだあとは用意されているたらいで足を洗い、手洗い場で手を洗って終了です。作った作品はみんなが見られるように入って正面のところに置かれます。

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このワークショップは年齢制限がないので、小さい子から遊べます。私が参加したこの日は平日の祝日ということで、1歳くらいの子どもから小学生までたくさんの参加者がいました。付き添いのおじいちゃんおばあちゃんを入れると本当に幅広い年齢で楽しめることがわかります。

 

普段手にすることがない土ねんどは、ずっしりひんやりという新しい感触だけではなく、触ると手にくっつくのにすぐに乾いてさらさらになるという新しい感覚を娘たちに教えてくれました。

思いっきりねんど遊びができたことでしっかり楽しめたようです。おかげでなかなか帰りたがらず、その後も館内でしっかり遊び、楽しい一日になりました。また参加したいと思います。

取材ママ さいとう

  • 2014/03/21

ぴっぴの取材ママ体験記「ママ&マタニティのかぎ針コサージュ作り」

こども館でマタニティや子育て中のママを対象とした講座「かぎ針コサージュ作り」があると聞き、参加してきました。

今回は、2時間でコサージュ用のお花モチーフを作るとのこと。細かな作業が苦手な私ですが、短時間で小物をひとつ完成させるという形ならできるかなと、久しぶりの編み物に挑戦です。

 

当日受付を済ませると、まずは見本のお花コサージュを見せてもらいます。色とりどり、形や大きさもさまざまですが、基本の作り方はどれも一緒とのこと。毛糸の太さや編むときの力加減で、ずいぶん雰囲気が変わってくるようです。参加者は見本の中から今回作りたいイメージのお花を決め、それに合った毛糸を選んでいきます。みんな迷いに迷った様子でしたが、参加者同士「これもかわいいね~」などと話しながら、なんとかひとつずつ選びだし席につきました。

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作り方が図解されたプリントが配られ、いよいよスタート。まずは、スタッフさんによる説明です。ホワイトボードを使って基本の編み方やプリントに書いてある記号についてなど、ていねいに教えてもらいました。

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そして、参加者と一緒にテーブルについてくれたのは、館内の手作り布おもちゃや折り紙を作成しているボランティアのみなさん。隣に座って指導してくれるので心強いです。

まずは、くさり編みで編み始めの目を作ります。編み方はそう難しくないのですが、目の数を数えながらなので、そこからもうみんな真剣モードです。

続けて、長々編みなどでふんわりとした花びらを作っていきます。ここからも、「2回巻いて、引き抜きを123・・・」とじっくり数えながら編んでいきます。慣れてくれば少し編み間違えてもうまく調整することができるそうですが、まずは基本に忠実にと思い、うっかり飛ばしてしまったところはできるだけ戻ってやり直すようにしました。布のように、切り間違えたら使えないということがなく、ほどいてやり直すことができるのも編み物の魅力ですね。

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スタッフさんとボランティアさんを交えて、子どもの話などで盛り上がりながらもそれぞれ手は休めず進めていきます。

私も1時間を越えたくらいで毛糸のお花部分ができあがりました。ふわっとしたお花はとても温かみがあって大満足です。あとは、好みでリボンやビーズを縫い付けていけば、一気に華やかなコサージュの雰囲気が出てきます。飾りの種類や付ける場所でセンスが問われるので難しいのですが、誰が使うか、どこに付けるかなどをイメージして作るのはなかなか楽しいものです。用意された飾りの中から、ちょっと落ち着いたパール調のビーズとパステルカラーのリボンを選び、ビーズ・リボン・安全ピンと順番に縫いつけたらついにコサージュの完成です!

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このお花のモチーフは、コサージュとして服やバッグに付けるだけでなく、髪用のゴムを通してヘアアクセにするのもとてもかわいいです。小さなお花をいくつか集めてというのもありかな、など基本の作り方さえわかっていれば、いろいろなバリエーションで小物作りができそうです。

 

途中、スタッフさんが編み物経験を質問すると、半数くらいがかぎ針編みは全くの初挑戦ということでした。私も小学生以来という感じです。細かな作業なので、隣でボランティアのみなさんも一緒に作りつつ進めてくれたのがわかりやすく、安心して作業ができました。

ちなみに、使う道具もとてもシンプル。毛糸とかぎ針、最後の糸を留める毛糸針だけで毛糸のお花部分は完成します。今は百円ショップなどで必要なものはほとんど購入できるので、気軽に始めるにはぴったりですね。今まで少し苦手意識があったハンドメイドにチャレンジするいいきっかけになりました。

 

この日の参加者には、館内の託児に子どもを預けてきたというママも数名いました。「初めての託児で泣いてしまって...」という話も出ていましたが、「自分のしたいことにこんなに集中できる時間なんてめったにない!」とうれしそう。

どのママも、お子さんに完成品を見せるのを楽しみに作っているという優しさも伝わってきます。家にいればどうしても育児や家事を優先してしまいますが、このような場で自分の時間を作るのは、本当にママのリフレッシュになるんだなと感じました。

 

わが家は女の子2人なので手作りの小物に喜ぶのはもちろん、きっと「作りたい!」と言うはず。寒くて外出がしづらい季節、親子でのんびり編み物というのも楽しそうです。私より断然器用なお姉ちゃんが私に作ってくれる日もそう遠くないかもしれません。

取材ママmakiko

  • 2014/03/02
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