6月3日(土)に JR浜松駅前北口広場 キタラにて、「まちなかにぎわいコンサート」を開催いたしました。
6月14日にアクトシティ浜松にて上演される、「パレルモ・マッシモ劇場『椿姫』」公演の
プレ企画としての開催となりました。
そのため、オペラや声楽にスポットを当て、国内外で活躍する浜松市出身の声楽家
水船桂太郎さん(テノール)と田上知穂さん(ソプラノ)と小池紘子さん(ピアノ) をお招きして、開催いたしました。
当日会場はとっても強風で、ご出演いただいたお三方も、また会場にお越しくださったお客様も、
お楽しみいただくには、少々大変な環境での開催となりました。
しかし「トゥーランドット」や「フィガロの結婚」などの有名オペラ曲、
「浜辺の歌」や「朧月夜」などの懐かしい唱歌、
「ニューシネマパラダイス」や「慕情」などの映画曲などの
誰もが耳にしたことのある楽曲に誘われてか、たくさんのお客様にご来場いただきました。
田上 知穂:ソプラノ
澄んだ、とても美しい歌声と、可憐なお姿で、「恋とはどんなものかしら?(フィガロの結婚)」や
「You Raise Me Up」などの楽曲を演奏してくださいました。
「朧月夜」を演奏した際には、感極まった観客の方から「ブラボー!」とのお声もいただくほどでした。
水船桂太郎:テノール
「トゥーランドット」や「グラナダ」、「ニュー・シネマ パラダイス」など、イタリアを感じさせる選曲で、
また確かな経験に裏打ちされているテクニックを随所に盛り込んだ演奏で、会場を沸かせてくださいました。
「オーソレミーオ」のアドリブは圧巻の一言でした。
小池紘子:ピアノ
強風のため楽譜が風で飛ばされそうになる中、情感あふれる演奏で、伴奏をしてくださいました。
曲調の幅広い、バラエティに富んだプログラムでしたが、それぞれの曲が持つ雰囲気を大切にしながら、
また歌い手との絶妙なコンビネーションで、突然のアドリブにも難なく対応していく技術は流石でした。
最後にはソロだけでなく、お二人でデュエットも披露していただき、
「Time To Say Goodbye」や、アンコールには「乾杯の歌(椿姫)」を披露してくださいました。
「乾杯の歌」を歌い切った直後には、お客様から「ブラボー!」とお声かけいただいたり、
またスタンディングオベーションで拍手をいただいたりと、大盛り上がりの内に終演することができました。
ご来場くださったみなさま、誠にありがとうございました。
浜松市では「まちなかにぎわいコンサート」を年間5回計画しております。
JR北口広場キタラを会場にジャズや合唱などのコンサートをお届けいたします。
詳細はプロムナードコンサートのページに掲載していますので、ぜひチェックしてくださいね。
■お問い合わせ (公財)浜松市文化振興財団 文化事業課 電話053-451-1151