すごい作家が浜松に存在(い)た。

すごい作家が浜松に存在(い)た。|藤枝静男

藤枝静男作品には時代を超えた重要なメッセージがある。
私たちは、この時代だからこそ、藤枝作品に注目しなければならない。
極限まで「私」はなにものにも姿が変えられる変幻自在の「神」のようなものである。

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□ 絵画

曽宮一念
曽宮一念

李朝民画
 あるとき東京の骨董屋に掛けてあった二枚の絵(朝鮮李朝民画)を見て変な、惹きつけられるような気分になって買って帰った。……不思議なことにそのどれもが極端な逆遠近法で写されているから、床に掛けて眺める度に一種の不快感を誘われた。机の表面は向こうに遠のくほど開いているが脚だけはほぼ正常の遠近法に従って着いていると云ったチグハグも混ざっているので一層頭が不安定になった。……何が原因でこういう絵が生まれて数百年も伝承されてきたのか私には今だにわからない。妙な、芸術的抵抗感の強い気になる絵である。……
(「田紳有楽」あとがき)


李朝民画
左より、「最末期」 「恥」 「文具図(眼鏡 茄子 亀 蓮)」

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浜松文芸館の庭には、「田紳有楽」に登場する蹲踞(つくばい)や、藤枝静男が志賀直哉邸の庭のシクザクロの実から育てたシクザクロの樹が保存されています。



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