すごい作家が浜松に存在(い)た。
藤枝静男作品には時代を超えた重要なメッセージがある。 私たちは、この時代だからこそ、藤枝作品に注目しなければならない。 極限まで「私」はなにものにも姿が変えられる変幻自在の「神」のようなものである。
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藤枝静男 昭和三年くらいだから今から五十年くらい前かな。実際に集めるようになったのは戦後ですけど、戦前にも志賀(直哉)さんのところへ行っていろいろ見ることがあって、その時になかなかいいもんだな、と思いましたからね。それが初めですけど、人に教わったことはないな。それは同時に絵でも仏像でも、みんなそうでした。 (小川国夫との対談)
浜松文芸館の庭には、「田紳有楽」に登場する蹲踞(つくばい)や、藤枝静男が志賀直哉邸の庭のシクザクロの実から育てたシクザクロの樹が保存されています。