トップページ >> ビバーチェクラブ >> ビバーチェクラブニュースバックナンバー >> Vol.49 新・美空ひばり物語 浅茅陽子
--ひばりさんを演じていることの魅力は フィナーレの時にたくさんの拍手をいただき、本当に気分良く楽屋に帰らせていただいたことは、今までにもありますけれど、この舞台では、ステージ上の私 自身がお客様のかけ声や誠意、愛情で憧れのひばりさんのところへ運ばれているっていう感覚ですね。 ショウシーンでは、お客様に「ひばりちゃん」って声をかけられます。ひばりさんのコンサートと同じタイミング、同じ間合いで、同じコールなんです。最初 の頃は、そのたびに「私はここにいていいの?」っていう気分になりました。お客様としては、舞台上にひばりさんを見ていらっしゃると思うんですね。それに 対するかけ声ですから、得も言われぬ不思議な世界です。役者はお客様に夢を与える商売だって昔から言いますよね。でも、この作品に関しては全く逆で、お客 様に夢の世界へ連れていっていただいてるって、私は言いたいです。怖さとすばらしさが紙一重という意味では、他の作品にはない魅力だと思いますね。 --浜松のお客様にメッセージを。 " 今回の公演の見どころは?"と聞かれても、答えられないんです。全部が見どころですから。この作品は、ミュージカルでもあり、シリアスなお芝居でもあり、 また、ひばりさんの実像に迫る映像もあったり、映画のワンシーンが見られたり、舞台の中でのショウシーンがあったりと大変欲張りな作品なんですね。ですか ら、ひばりさんが大好きな方はもちろんですが、ひばりさんを知らない方でも、ひとつの『美空ひばり物語』というエンターテイメントとして見ていただいても 十分楽しめる作品です。それに共演者もスタッフもとにかく一生懸命ですから、その熱意も感じていただけると思います。緞帳が上がってから下りるまで一瞬た りとも目が離せない、自然に吸い寄せられちゃう作品だと思います。おまけで、「浅茅陽子の美空ひばり良かったね」って言ってくれれば最高にうれしいんです けど…。そうすると私はまた元気に頑張れるので(笑)。 それに、私にとって静岡は他人ではございません。清水市出身ということもありますが、あるテレビ番組で9年間、静岡県内を紹介させていただいたんです。 その番組ではナレーションをしたり、年に3、4回くらい県内を廻ってレポートしたりしましたので、静岡県内はくまなく廻っています。浜松にも何度も行って いますよ。本当にいろいろな場所に行かせていただいて、豊かな体験をさせていただいた思い出深い土地です。そういう意味で、静岡には他とは違う気持ちを 持っています。 その浜松で公演できるということは、私にとって無上の喜びです。自然と力が入ってしまいますね。みなさんが知り合いのような気がして、親近感が持てるん です。みなさんも同じように感じてくださっているようで、気軽に声をかけてくださるのがうれしいですね。ですから、浜松の方には是非楽しんでいただきたい と思います。
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