お久しぶりのギャラリー紹介コーナーです!
ギャラリー31 『星野富弘 花の詩画展 in Hamamatsu』 7月14日(火)~26日(日) 10:00~17:00(22日(水)は20:00まで)

中学校教師として赴任したばかりの春、跳び箱の模範演技の着地に失敗し、頸髄を損傷した星野さん。首から上しか動かせない人生となってしまいましたが、入院生活のなかで口に筆をくわえて字・絵を書きはじめます。 その詩画作品が今なお多くの方の感動を呼んでいます。

今回は主に、子どもたちやその保護者の皆様を対象にした作品が展示されており、若い方にも彼の作品を知っていただくよい機会となっています。 生きているといろいろな悩みが出てくると思います。 星野さんの作品のなかには、そんな時に心に寄り添い、解決のヒントになってくれるものがあるかもしれません。 同じ作品でも、人によって感じ方はさまざまでしょう。自由に作品をご鑑賞いただければと思います。
7月22日は少し遅くまで開催しておりますので、仕事帰りにもお立ち寄りいただけるかと思います。
富弘美術館は静岡県からは遠く、なかなか行くのが大変かと思います。 本展はめったに見られない作品を鑑賞いただけるチャンスですので、ぜひ足をお運びください。

ギャラリー32 『ぬたる会展』 7月13日(月)~19日(日) 9:30~18:00(初日は12:00から/最終日は16:30まで)

絵を「ぬったくる」という言葉から会名をとり、『ぬたる会』という名前で活動をされている皆様の絵画展です。 1年に1~2回展覧会を開催されており、今年で創立55年となります。 今回は16名のメンバーと先生が主にF4サイズ以下の小さな作品を展示されており、各々好きなモチーフで描いていらっしゃいます。

普段は仕事をされながら(お医者さんが多いそうです)創作活動に力を入れていらっしゃいます。月2回、第1・第3水曜日 19時から1時間半ほどイーステージに集まり、作品制作に打ち込みます。 創作したい気持ちを大事に、メンバー同士切磋琢磨していらっしゃるとのことです。 一緒に描いたり先生の作品を見たりしていると、自分だけでは気づかなかったことにも気づけ、よい刺激になるとのことです。

小さなキャンバスの中にもさまざまな創意工夫がなされており、作者の個性が光る展示となっております。ぜひご来場ください。
コロナにまだまだ振り回されっぱなしの昨今ですが、徐々に来館くださる方も増えてきました。感染対策をしつつ、皆様のご来館をお待ちしております。
【里】
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