クリエート浜松

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スタッフブログ

今週のギャラリー(~7月18日)

2021/07/17

今週のギャラリーを紹介いたします。

ギャラリー32『伊東斉個展 Schowa no Kao』
7月13日(月)~7月18日(日)10:30~17:00(最終日は16:00)
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~ごあいさつ~
『ブラウン管の中に出てた昭和の顔を、肩ひじ張らずにリラックスして見て欲しい』(伊東斉)

こんにちは。前回担当したブログを見たスタッフから「文体と人物像が離れすぎてて想像できない」といわれた安です。
上記の言葉は、この度クリエート浜松にて初めての個展を開くこととなった、伊東さんからのものです。

なんと、もともとはヨット乗りだった伊東さん。
年齢も年齢だし、ということで、絵画教室「アトリエ・オリーブの木」の門をたたいたのだそうです。
●IMG_6112.jpg
今回のテーマは『昭和の顔』。
伊東さんと近い年代の、生き方に感心した好きな方々の人物画が展示されています。
今にも快活にしゃべりだしそうな雰囲気が好きです。
平成生まれの私でも存じ上げてる方がいらっしゃって、なんとなく不思議な気分になりました。

●IMG_6111.jpg

ギャラリー32に入って、右手側。 振り返った先には風景画が。
こちらも昭和とはなにか関係が? と尋ねると、 いいや。関係のない、浜松の風景だよ。 とお答えがありました。

懐かしいような空気感があったので聞いてみたのですが、今回のテーマとは関係がないそうで...。
でも素敵な絵なので紹介しちゃいます!
皆さんはこの三枚の絵、どれがどこの風景かわかりますか?

●IMG_6110.jpg
伊東さんの先生でもある、アトリエ・オリーブの近藤智枝先生、そして額装をしてくださったページワンの方から「やってみたら?」と背中を押されて、今回の個展に踏み切ったのだとか。
今回の個展で一番見て欲しい作品は、奥田瑛二さんの絵。上の写真にも写っていますが、ぜひとも足を運んで、目で見てみてください!

伊東さんは現在、新しい試みを行っている最中なんだそうです。
それが成功して、絵が溜まったらまた個展を開きたい。 と、おっしゃっていました。

静かで素敵な雰囲気の伊東さんの個展。本日含めて残り二日となってしまいましたが、
皆さま、ぜひクリエート浜松三階、ギャラリー32へお越しくださいませ!



ギャラリー35『西陣美術織 伊藤若冲展』
7月13日(月)~7月19日(月)10:00~17:00(最終日は16:00)

さて、今週はもう一つ。同じ「いとう」さんでもこちらは江戸時代の伊藤さんです。
●IMG_6116.jpg
伊藤若冲といえば、いつかのテレビ番組で世間一般にも名を知られるようになった江戸時代の画家ですね。
若冲の絵はいわゆる『点描』と呼ばれる画法なのですが、西洋で技法が確立されるよりもずっと前に、しかもスーラやシニャックよりもっと細かく繊細に描かれているというのですから驚きです。

そんな繊細かつ優美な絵を、織物で再現したのが今回の『西陣美術織 伊藤若冲展』
そう、西陣織。和服を着ない人でも一回以上は耳にしたことがあるだろう、歴史ある京都の織物です。
●IMG_6120.jpg
こちらをご覧ください。
素敵な絵ですね。 え?、いえいえ織物ですよ。なんてったって西陣美術織の展覧会なんですから。

普通の糸の三分の一という細さの糸を使って織られており、しかも若冲の点描までも再現しているのですからそれはもう、とんでもなく緻密も緻密。
例えば上の写真の鶴の翼。透明感があってきれいですよね。
接写するとこんな感じ↓
●IMG_6121.jpg
使われている色が白と黄色の二色ではないことがおわかりでしょうか...。
なんと一枚織るのに半年ほどもかかるのだそうです。皆さまの技術の結晶ですね。

伊藤若冲生誕300年、そして西陣織誕生から550年を記念して企画された、今回の展覧会。
若冲の代表作である動植彩絵を中心に再現された西陣織。
九州から関東までを作品と一緒に旅をしながら展覧会を開いています。浜松が終わったら次はどこへ行くんでしょうね。

●IMG_6122.jpg
緻密に再現された色づかいを、なんとしっかり見られるようにルーペを用意してくださっています。
先ほどの鶴の翼のように、一色にもいろいろな色を使っているので立体感が出るのですが、縦と横の糸しか使っていないので凸凹はしないんだとか。

一番見て欲しいものはありますか?と伺ったところ、
「職人の技術、西陣織の細かさを見て欲しい。」
とおっしゃっていました。

確かにこの細かさと優美さは肉眼で見なければ実感できないものだと思います。
ですのでぜひ、今からでも!本日土曜日は両展覧会とも17時まで開催しておりますので、足を運んでみてくださいませ!

【安】

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