今週のギャラリーを紹介いたします。
ギャラリー31『第47回 日本水彩画会 遠州支部展』 4月4日(月)~10日(日)9:30~17:00(最終日16:00)
 今週のギャラリー31では水彩画の展示をしています。
日本水彩画会さまは、なんと日本で一番長い歴史を持つ会です。 なんと設立されたのは大正2年だそうです。
 そんな長い間活動してきた日本水墨会さま、その遠州支部の皆さまの展覧会となります。 遠州支部さまは、元は『浜松支部』という名前でしたが、『遠州支部』とした方が 浜松市以外の方も入会しやすいだろう、ということで改名されました。
支部は全国にあり、静岡県には伊豆支部、静岡支部、遠州支部の三つが存在します。
 水彩、といっても透明水彩と不透明水彩の二種類があります。 不透明水彩とは、小学校や中学校の授業でやっていたようなもの。 透明水彩は、中学校の授業で習った方も多いのではないでしょうか?
 題材は人物画・静物画・風景画の三つ。 今回の展覧会ではいい具合の比率になっています。 どの絵も大変すてきですよ!
 こちらの4作品はご夫婦の作品。 左側2枚が旦那さま、右側2作品が奥さまの作品になります。
もともとは油絵を描いていたそうですが、 お歳をめされてから水彩画へ転向したのだとか。
歳を重ねても一緒に楽しめる趣味があるのは素敵ですね。
ギャラリー32・33『日本醉墨会展』 4月5日(火)~10日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
 ギャラリー32・33では水墨画の展覧会をやっております。
ですが博物館で見るような白黒の水墨画だけでなく、色付きのも展示されています。
 モノクロのなかに色が入っていると、そこだけすごく目を引かれますよね。 色付けで使っているのは中国の画材です。 日本醉墨会さまの先生が中国出身の方で、その先生から画材を買っているのだそうです。
残念ながら先生の作品は撮影禁止のためここでは載せられません。 繊細かつ優美ですので、皆さまぜひ見にいらしてください。
 ギャラリー33では掛け軸の墨彩画がたくさん展示されていました。 ここまで揃うと圧巻ですね!
 実際の描いている風景を切り取ったものでしょうか? たくさんの種類の筆と紙がおいてあります。
実は筆だけでなく、紙も選ばなければならないんだとか。 にじむ紙、にじまない紙、ちょっとにじむ紙...... 自分が表現したいものに合わせてそこまで考えなければならないなんて、 描かれている方々はすごいですね!
描いている途中で「あ、紙これじゃなかったな」と 感じることもあるそうです。 難しいですね...。
 取材の最後に「お客様にお伝えしたいことはありますか?」 とお尋ねしたところ、
「『自分では描けない』と思うかもしれないが、 1年も描き続ければ誰でも描けるようになるので 仲間になりませんか?」
と、お言葉をいただきました。
日本醉墨会さまは、毎月第1土曜日に クリエート浜松2階のアトリエで活動してらっしゃいます。
皆さま、一緒にいかがでしょうか?
ギャラリー34『2023 ふわりぃ ランドセル展示会』 4月9日(土)11:00~15:00
ギャラリー34では9日限定でランドセルの展示会を予定しております。 皆さまお楽しみに! |