今週のギャラリーを紹介いたします。
ギャラリー31『アマンダの世界』 7月13日(水)~7月18日(月)10:00~20:00(最終日は18時まで)
14歳のアマンダさんの絵による展覧会です。
 今回はアマンダさんのお母様にお話しを伺うことができました。
3歳で自閉症だと診断されたアマンダさんにとって、 『絵』が言葉なのだと教えていただきました。
 実際に絵を一つ一つ見て回っていると、表現しがたい感覚になります。 その感覚が、アマンダさんの言葉を受け取っている、という ことなのでしょうか?
 こちらの絵は筆者のお気に入りです。 絵の上の方で星がきらめくみたいに、見る角度によって キラキラとしたものが散りばめられています。
思わず絵の前をうろうろしてしまう程きれいですよ!
 今回の展覧会は、アマンダさんにとっては「パーティー」なんだとか。 先日はちょっと大人な青いドレスでご来館いただいたようです。
その時のお写真も見せていただきました。 こちらでは載せられませんが、とてもよくお似合いでした。
 アマンダさんの絵は、なにかこちらに語り掛けるものがあるのか、 見ている方の感情移入がすごく、中には涙を流す方もいたそうです。 そして何度も足を運んで下さる方が多いんだとか。
たしかに何度も見たくなってしまうような魅力があります。
アマンダさんのお母様からは、 「ぜひ見に来てください。 アマンダの絵のパーティ、一緒にいかが?」 とお言葉をいただけました。
アマンダさんの素敵なパーティー、どうぞご参加ください!
ギャラリー32『砂紋の記録(中田島砂丘)』 7月12日(火)~7月17日(日)10:00~18:30(最終日は17時まで)
ギャラリー32では写真の展覧会が行われています。
 主催者の曽布川整平さまが中田島砂丘にできる砂紋を 撮りはじめたのは、2011年の頃だといいます。
最初は台風がきた後に、数年後には台風でなくとも 大雨が降った後のよく晴れた日にも撮りに行くようになったそうです。
 今回の展覧会で出展されている写真のような砂紋は、 風に加えて水(雨)がないとできないそうです。
風でできる普通の砂紋に雨が加わることで、 複雑な模様ができるんだとか。
 かっこいいですね!
大きい作品は、すべて『その時』にしか撮れなかった一点もの。 ぜひ見て欲しい、とおっしゃっていました。
 そして曽布川さまはネットでとてもすてきなホームページを 持っていらっしゃいます。
中田島砂丘の写真以外にも、灯台やバイク、富士山の オシャレでかっこいい写真がたくさんありました。
皆さまぜひ、展覧会にもWebページにもいらっしゃってください。
ギャラリー35『ぬたる会作品展』 7月12日(火)~7月17日(日)9:30~17:00(最終日は16:30まで)
おなじみ、ぬたる会さまの作品展です。
 ぬたる会の『ぬたる』とは『塗ったくる』の意味。 「自由に描いて楽しむ」がモットーだそうです。
油絵が多いですが、活動では他の手法もつかって描いており、 題材も風景画だったり静物画だったりと様々でした。
 展覧会は2年に3回のペースで開催。 日頃自身が描いているもの、自分のお気に入りのものを出展しています。
 現在の会員数は20名弱で、今回はほぼ全員が作品展に 絵を出しているのだとか。
 そして宣伝のハガキには会員の皆さまの自画像が! これはユニークですね!
 ぬたる会さまは1965年に創立し、今年で57年目! 半世紀以上も続いているなんてすごいですよね。
今週もいろんな作品が展示されています。 皆さまぜひお越しください♪
【安】
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