今週のギャラリーを紹介いたします。
ギャラリー31~34『第34回書研展』 8月2日(火)~8月7日(日)10:00~18:00(最終日は16:00まで)
今年で34回目になる、「浜松書道研究会」様による書道作品展です。 全218点もの作品が展示されています。

ギャラリー31は先生方による作品、32~34は生徒さんによる作品が飾られています。
ギャラリー31では、大作が数多く飾られています。 スタイルは様々で、かな・漢字などなどバラエティに富んだ作品が多く、初めて書道を見る方も絶対に飽きない作品展です!

こちらは会長であり、今回お話を伺うことにできた中澤先生の作品です。 中澤先生は10年ほど前からひらがなが入った作品を書いているそうです。 ひらがなの作品だと、どんなことが書いてあるか理解することができるので、より深く作品のことを知ることができますよね。 この作品は2500年前の「親」という漢字です。その隣には「子」という漢字が書かれています。 どんな作品か、ぜひ皆さまの目で確かめていただきたいです!

「浜松書道研究会」さまの一つ大きな特徴は、生徒さんも先生と一緒の作品展に出品できることです。 自分の作品を飾れる機会はあまりないので、生徒さんのモチベーションも上がり自信にもつながるそうです。
生徒さんの作品のコンセプトは「お家で飾る」とのことです。 「どんな作品を飾ろうかな?」と考えながら書くことは、いつものお手本があるお習字とはまた違った感覚で作品が出来上がりますね。

今回、中澤先生からお話をお伺いすることができ印象的だったのは「書は人となり」。 その人の字をみればどんな人かわかるそうです。

素晴らしいお話を聞いた後に、立ち止まってしばらくみていた作品がこちらです。 詩の内容・字のあたたかさ、など言葉で言い表せないほど心打たれました。
みなさまにもぜひ、書道の世界を見ていただきたいです。
【清】
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