2017.12.9[sat] - 10[sun] 開催

サウンドデザインフェスティバルとは

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「音+α」が産み出す新たな可能性との出会い

 浜松市では、2014年12月にユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野へ加盟したことを契機とし、
音楽の多様性と創造性を追求するため、2016年に「サウンドデザインシンポジウム」を開催いたしました。
この度、シンポジウムで得られた成果を具体的に展開するため、
「音」の可能性に着目した本市として初めての試みである
「サウンドデザインフェスティバルin浜松2017」を2日間にわたり開催いたします。
 キーワードは「What is SOUND DESIGN?(サウンドデザインって何?)」。
「疑問」を「好奇心」に変え、音に触れたり、音で遊んだりすることで、「音(サウンド)」の可能性を体感できます。
ロンドンを拠点に活動するアーティスト・スズキユウリの作品を含め、
音に関する国内外の先進的な製品・アート作品や楽器など60点以上を紹介するほか、
アートユニット「明和電機」によるライブパフォーマンスや、
「ハママチューン~浜松サウンドハッカソン~」の成果発表会を予定しています。
また、作曲や音・モノづくりのワークショッププログラムもあります。

名称
サウンドデザインフェスティバルin浜松2017
開催日
平成29年12月9日(土)・12月10日(日) 2日間
時間
10:00〜17:00
会場
アクトシティ浜松展示イベントホール
主催
ユネスコ音楽都市はままつ推進事業実行委員会/浜松市
実行委員長
伊藤 修二
アドバイザー
三宅 純
お問い合わせ
[TEL] 053-457-2301 /
[E-mail] souzoutoshi@city.hamamatsu.shizuoka.jp

チラシデータをダウンロードする

※ステージイベント③「ハママチューン成果発表」(12/10開催)につきまして、
開始時刻が14時25分に変更となりました。

会場マップをダウンロードする

ステージイベント&ワークショップ
タイムスケジュールをダウンロードする

メッセージ

鈴木 康友 鈴木 康友

世界的にも認められた楽器産業の集積地である
浜松だからこそ実施できる催し
「サウンドデザインフェスティバル浜松」
浜松市長鈴木 康友

 サウンドデザインフェスティバルin浜松2017の開催にあたり、多くの方々の暖かいご支援とご協力に心から感謝申し上げます。
 浜松市は2014年12月にユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野にアジアで初めて加盟しました。この加盟を記念し、翌年には「世界創造都市フォーラムin浜松2015」を開催し、その中で採択された「音楽の多様性と創造性を探求する浜松アジェンダ」において、音楽の新たな可能性を探求していくことを宣言いたしました。
 テクノロジーが急速に進歩する中、音の力は、音楽だけでなく医療や教育など様々な分野にも広がり、新たな時代を切り拓いています。昨年行った「サウンドデザインシンポジウムin浜松2016」では、イギリスを代表するデザイナーであるネヴィル・ブロディ氏による基調講演をはじめ、国内外の第一線で活躍されている研究者やアーティストにより多方面から議論を展開し、様々な分野における音の可能性を探求してまいりました。
 このシンポジウムで議論された「音の可能性」を具現化するため、今年度は「サウンドデザインフェスティバルin浜松2017」を開催し、新しい価値や産業の創造につなげていきます。今回のフェスティバルは、世界的にも認められた楽器産業の集積地である浜松だからこそ実施できる催しとなっておりますので、ステージ企画、展示、ワークショップなど多彩なプログラムを通じて、「音」の可能性を感じていただけたら幸いです。
 最後に、フェスティバルの開催に際し、ご尽力を賜りました多くの皆様に深く感謝を申し上げるとともに、「創造都市・浜松」の推進に一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。

伊藤 修二 伊藤 修二

「音」の持つ創造性と可能性に着目したイベント
サウンドデザインフェスティバルin浜松
ユネスコ音楽都市はままつ推進事業実行委員会
(公益財団法人浜松市文化振興財団 代表理事)
実行委員長伊藤 修二

 サウンドデザインフェスティバルin浜松2017が多くの関係者のご尽力とご協力により開催することができますことに深く感謝申し上げます。
 ユネスコ音楽都市はままつ推進事業実行委員会は、浜松市がユネスコ創造都市ネットワーク音楽分野へ加盟したことに伴い、国内外の創造都市との交流・連携を深めると共に、楽器産業の集積性、国際的音楽イベントの実施、市民の充実した音楽活動など本市の音楽文化資源を活かした創造都市・浜松を牽引する事業を推進することを目的として設立されました。
 本実行委員会では、世界創造都市フォーラムin浜松2015・浜松楽器メイカーズフェスティバル、世界音楽の祭典in浜松2016をこれまで開催してまいりました。そして、今年は「音」の持つ創造性と可能性に着目したイベント、サウンドデザインフェスティバルin浜松2017を開催します。楽器産業の集積地である浜松市だからこそ出来るアプローチで、「音+α」が産みだす新たな可能性との出会いを体感できる場を準備してまいりました。このフェスティバルが皆様に多様性に富んだ発想と未来像を示すことを期待するとともに、創造的活動を目指す浜松市に新しい価値観を提示する一助となり、「音」の持つ潜在的な力によって浜松市がますます発展していくことを願ってやみません。
 最後に、このフェスティバルの開催に向けご尽力を賜りました関係の皆様に深くお礼を申し上げます。今後も引き続き、未来へ向けた持続可能な創造的活動へのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。

三宅 純 三宅 純

サウンドデザインフェスティバルによせて
サウンドデザインフェスティバルin浜松2017アドバイザー
三宅 純

 音楽は決して楽音だけで出来ているわけではない。例えばクラリネットのマウスピースから漏れる告白のような吐息音、ギターの弦上を指が滑る切迫した摩擦音、ピアノのペダルが元に戻る密やかな打撃音、楽音よりもむしろそんな周辺の音の方にぐっとくることがある。いっそのこと全ての楽音を抜き去って、それを「取り巻く気配」だけで音楽を構成できないだろうか?そんな思いが、僕がサウンドデザインを意識したきっかけになった。
 サウンドデザインの領域は日々拡張し続けている。映画や環境デザインや建築の一部として、また芸術表現として。さらには騒音の軽減、交通事故防止といった社会貢献の一端として。サウンドデザインのそうした魅力に着目し、フェスティバルを企画してしまう浜松市はすごいなぁ。今回もまた、予期せぬ出会いに大いに期待したい。