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浜松市楽器博物館 特別展 「メキシコ・グアテマラ楽器紀行」 図録

商品名

浜松市楽器博物館 特別展 「メキシコ・グアテマラ楽器紀行」 図録

価格

500 円(税込)

商品詳細

 ラテンアメリカの先住民は、遠い昔アジア大陸から渡ったモンゴロイドの末裔で、我々日本人と同じ祖先です。それ故に乳幼児に蒙古斑があったり、お酒を分解する酵素が少ない人が多かったりと、身体的な共通点が見受けられます。
 しかし、たどってきた歴史の違いゆえに、現在はお互いに異なった文化の中で生活しています。ラテンアメリカでは16世紀中頃から19世紀中頃までの300年にわたる植民地時代を経て、先住民の文化はヨーロッパ文化やアフリカ文化と融合し、ラテンアメリカ文化と呼ぶべきあらたな文化が創造されました。
 浜松市楽器博物館では、平成10年度にラテンアメリカの一部であるメキシコおよびグアテマラの音楽と楽器、およびその周辺文化の現状についての調査ならびに楽器の収集活動の機会を得ました。
 メキシコ・グアテマラ地域は、古くからマヤ、アステカに代表される文明が栄えた地であり、伝統的な楽器も多く存在します。また、文化の融合によって音楽や楽器についてもユニークな形態が数多く生まれました。
 本図録では、当館所蔵のメキシコ・グアテマラの楽器を中心に、ラテンアメリカの楽器や音楽の様子を紹介します。本図録を手にとられた方々には、この地域の音楽や楽器に少しでも関心を持っていただければ幸いです。

平成12年3月
浜松市楽器博物館

(本誌「はじめに」より)


◆企画展概要

浜松市楽器博物館 特別展「メキシコ・グアテマラ楽器紀行」
平成12年3月25日(土)~5月7日(日)

主催 : 浜松市楽器博物館、(財)浜松市文化振興財団
企画制作 : 浜松市楽器博物館
協力 : 国立民族学博物館、濱田滋郎、山崎ジェルミーナ(五十音順、敬称略)

◆関連事業

講演会「中米音楽事情」
日時 : 平成12年4月15日(土) 14:00~16:00
会場 : アクトシティ浜松研修交流センター 401会議室
講師 : 濱田 滋郎(スペイン・中南米音楽研究家)

「メキシコ民俗舞踊」
日時 : 平成12年5月5日(金) 11:00 / 14:00 の2回
会場 : 浜松市楽器博物館 第2展示室
出演 : 山崎ジェルミーナ(メキシコ民俗舞踊家) ほか


※ 名称・肩書き等は開催当時のものです。


サイズ:A5
ページ数:34

平成12年(2000)年3月25日発行
編集・発行:浜松市楽器博物館
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