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開催日 | 2019/1/29(火) ~ 2019/3/3(日) | |
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時 間 |
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会 場 | 浜松市博物館 | |
入場料 |
一般 500円 高校生 200円 ※中学生以下無料 |
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問い合わせ |
浜松市博物館 電話053-456-2208 hamahaku@city.hamamatsu.shizuoka.jp 〒432-8018 静岡県浜松市中区蜆塚四丁目22-1 |
この展覧会では、浜松のものづくりの根幹とされる繊維産業の中から、カゴヅケの型紙に焦点を絞り、近代から現代の機械染色の歴史を振り返ります。
平成28年(2016)9月、浜松市博物館は、株式会社相曽形染から染色の型紙、約2万枚の寄贈を受けました。これらは相曽形染工場(浜松市中区野口町、昭和8年~平成24年操業)でカゴヅケ(籠(篭)付け)という機械染色に使われてきたものです。カゴヅケの名の由来は、日本形染株式会社が開発した両面形糊付機の真鍮製の型が籠に似ていたためといわれています。その技術は浜松のみならず、関東地方にも波及しました。
なおこの展覧会では静岡文化芸術大学の協力を受け、共同研究『浜松と遠州における染色の技法とデザイン』の一環として、浜松市博物館が開催します。
■展示構成
1.型紙による染色の歴史
産地の三重県鈴鹿市白子の伊勢型紙と、浜松市天竜区水窪町の紺屋で使われた伊勢型紙
2.近現代の染色デザイン
近現代に流行した絣柄や、機械染色の先進地である京都の図案、染色布地見本
3.機械染色の型紙
カゴヅケの代表的な柄である白絣や、昭和20~50年台の着物ブームの頃の絣柄の型紙
4.型紙を彫る
戦後、浜松でカゴヅケや注染そめの型紙を彫刻した彫刻所の道具
5.型紙の情報
製作年月日、発注元、色数、送りの技法、彫刻所などの情報が記された型紙
休館日=2月4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月)
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