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松竹大歌舞伎


平成二十七年度(公社)全国公立文化施設協会主催 西コース
中村翫雀改め 四代目 中村鴈治郎襲名披露


2015年9月2日(水) 
アクトシティ浜松 大ホール
 【昼の部】 開場 12:15 開演 13:00 
 【夜の部】 開場 16:45 開演 17:30
【公演終了、ご来場ありがとうございました。】

主な出演者

写真提供・松竹

入場料(全席指定)

一等席 6,500円
二等席 5,500円
夜の部幕見席(当日指定) 2,000円
学生席(当日指定) 1,500円
※夜の部幕見席‥‥夜の部後半の「口上」と「連獅子」をご覧いた
 だけます。18時45分よりご入場、19時10分開演予定です。
※学生席‥‥24歳以下の学生に限ります。             

チケット取扱い

http://www.hcf.or.jp

(ご購入の際は、インターネット・チケットサービス利用規約に同意のうえ、
 お買い求めください。)

演目と解説

   双蝶々曲輪日記
一. 玩辞楼十二曲の内 引窓
 (ひきまど)
 八幡の里にある南与兵衛の家では、与兵衛の女房お早と母お幸が明日の放生会の準備をしている。そこへお幸の実子で、幼い頃に別れた濡髪長五郎が尋ねて来るので、お幸は喜んで招き入れる。
 やがて、郷代官に昇進した与兵衛が帰宅する。与兵衛の初仕事は、大坂で人を殺めた相撲取を捜索すること。だが、犯人の人相書には長五郎の姿があった。これを知ったお早は夫に詮議をやめさせようとし、お幸も人相書の買い取りを申し出る。しかし家の中に長五郎がいることに気づいた与兵衛は‥‥。
 『双蝶々曲輪日記』の八段目にあたる『引窓』の場は、引窓から差しこむ月の光の明暗と共に、家族の義理と情愛が交差する人情味溢れる世話物です。

二.四代目中村鴈治郎襲名披露 口上 (こうじょう)
 平成27年に五代目中村翫雀が上方の名跡である中村鴈治郎を四代目として襲名いたしました。
1月、2月の大阪松竹座、4月の歌舞伎座、6月の博多座での襲名披露興行に続き、各地の皆様に襲名披露のご挨拶を致します。
三.連獅子 (れんじし)
 狂言師の右近と左近は、文殊菩薩が住むと言われる天竺清涼山の石橋のいわれを語り、親獅子が仔獅子を谷底に突き落とし、這い上がってきた子だけを育てるという故事を踊る。その後、ふたりの旅僧がやって来て、互いの宗派の宗論を始めるが、一陣の風に驚いて逃げ去る。やがて、親子の獅子の精が現れ‥‥。
 能『石橋』を題材とした『連獅子』は、獅子の狂いが見どころの舞踊です。

配役

中村鴈治郎-南方十次兵衛

一.引 窓
 南与兵衛
 後に南方十次兵衛  翫雀改め 中村 鴈治郎
 女房お早               中村 壱太郎
 母  お幸              中村 寿治郎
 三原伝造              中村 亀鶴
 平岡丹平              市川 男女蔵
 濡髪長五郎             市川 左團次

二.口 上
 翫雀改め中村 鴈治郎
 坂田 藤十郎
 幹部俳優出演

三.連獅子
 狂言師右近後に親獅子の精  中村 扇雀
 狂言師左近後に仔獅子の精  中村 虎之介
 僧 蓮念              中村 亀鶴
 僧 遍念              市川 男女蔵

今年も夜の部「幕見席」があります。

今年も夜の部のみ「幕見席」を設けました。
割安な価格で夜の部の「口上」及び「連獅子」をご覧いただくことができます。
18時45分頃入場、19時10分開演の予定です。ぜひご利用ください。

今年も「きもの」を着て観劇される方に特別サービスがあります。

日本の伝統芸能をきもの・浴衣を着て観劇してみませんか。
夜の部に限り、「きもの」でお越しいただいたお客様にはプログラム1冊(1,300円)をサービスいたします。

同時解説イヤホンガイドあり(有料)

耳で観る「イヤホンガイド」

イヤホンガイドとは‥‥
舞台の進行に合わせて、あらすじ・衣裳・道具・音楽・歌舞伎独特の約束事などを、ご観劇の邪魔にならないようタイミング良くご説明する音声ガイドです。お芝居の見どころや聞きどころも逃さずお楽しみいただけるよう解説しますので、歌舞伎がよりいっそう面白くなります。当日劇場ロビーでお貸し出しいたしますので、ぜひご利用ください。

使用料 700円(別途、保証金1,000円をお預かりします)
※10名以上のグループでのご利用には、割引もございます。
(グループでのご利用の場合にのみ事前予約が必要です)

詳しくはこちら→イヤホンガイドHP

中村 鴈治郎 (なかむら がんじろう)

四代目 成駒家
坂田藤十郎の長男。昭和42年に初舞台の後、平成7年に五代目中村翫雀を襲名。今年の1月と2月に大阪松竹座で四代目鴈治郎を襲名。1月の襲名狂言は、家の芸でもある『廓文章』の伊左衛門と『封印切』の忠兵衛。初役で勤めた伊左衛門では、はんなりとした上方の味わいを見せた。そして翫雀襲名以来、何度も勤めている忠兵衛では、忠兵衛の悲哀に深みが増した。2月『傾城反魂香』の又平は、曾祖父の初世鴈治郎型で演じ、成駒家の芸を継承する。今後の上方歌舞伎の担い手である。

坂田 藤十郎 (さかた とうじゅうろう)

四代目 山城屋
二世中村鴈治郎の長男。昭和16年に二代目中村扇雀を名のり初舞台。平成2年に三代目鴈治郎を襲名した後、平成17年に四代目藤十郎を襲名。名実ともに上方和事の継承者となる。今年は長男の四代目鴈治郎襲名披露で、『廓文章』の夕霧、『曽根崎心中』のお初を勤めた。お初は、扇雀時代の初演時から1300回以上勤めた当たり役。年を重ねても初々しさや色気を失わず歌舞伎界を牽引する。近松作品をはじめ上方歌舞伎の復興に生涯を捧げる役者人生である。

市川 左團次 (いちかわ さだんじ)

四代目 高島屋
三世市川左團次の長男。昭和22年に五代目男寅を名のり初舞台の後、昭和37年に五代目男女蔵を襲名。昭和54年に四代目左團次を襲名。大柄で貫禄があり、愛嬌も備えた立役。本領は時代物の敵役で、『実盛物語』の瀬尾は憎々しさだけでなく、その後の情が一入で、義太夫狂言の本質を捉える。また、『熊谷陣屋』の弥陀六など老け役も円熟味を増す。他方、『身替座禅』の奥方は、怖さと愛らしさを絶妙なバランスで見せる。強い存在感のある役者。

中村 扇雀 (なかむら せんじゃく)

三代目 成駒家
坂田藤十郎の次男。昭和42年に初舞台の後、平成7年に三代目中村扇雀を襲名。父の芸を受け継ぎながら、女方と立役を兼ねる。昨年の『藤十郎の恋』では坂田藤十郎役を勤め、芸のために生きる役者の刹那的な恋と空虚感を表現した。兄の鴈治郎襲名狂言『封印切』では、兄が勤める忠兵衛を相手に梅川をはかなく演じた。また『対面』では和事の十郎を品良く勤め、『嫗山姥』の八重桐では、意欲的に父の型に挑んだ。兄とともに今後の上方歌舞伎を担う。

市川 男女蔵 (いちかわ おめぞう)

六代目 滝野屋
四代目市川左團次の長男。昭和48年に初お目見得の後、翌年に六代目男寅を名のり初舞台。平成15年に六代目男女蔵を襲名。最近は父の芸を継承しながら、脇役を忠実に勤めあげ、将来が期待される立役。『毛谷村』では、敵役の弾正と朴訥な杣という対照的な二役を演じてみせた。また『金閣寺』の軍平では堂々とした勇ましさ見せ、『女暫』の成田五郎では端敵の腹出しを大らかに演じた。『黒塚』の山伏も佇まいが印象的。父と同様のスケール感が楽しみな役者。

中村 亀鶴 (なかむら きかく)

二代目 八幡屋
初世中村亀鶴の長男。祖父は四世中村富十郎、祖母は初世中村鴈治郎の娘。昭和51年に初舞台の後、平成3年に中村芳彦を名のり、平成13年に二代目亀鶴を襲名。平成21年から坂田藤十郎一門。古風な顔立ち、口跡の良さで花形世代における貴重な立役。昨年の『魚屋宗五郎』では奴三吉を軽快に勤め、『鳥辺山心中』では硬派な坂田源三郎を勤めた。今年の『対面』では朝比奈の滑稽味を身体中で表現した。芸域の広さと確かな技術が強みである。

中村 壱太郎 (なかむら かずたろう)

初代 成駒家
中村鴈治郎の長男。平成3年に初お目見得の後、平成7年に初代中村壱太郎を名のり初舞台。昨年、日本舞踊吾妻流七代目の家元として吾妻徳陽を襲名。幼少時から舞踊をはじめ邦楽の基礎に支えられた真摯な芸が魅力の若手女方。今年は父の襲名披露興行で精力的に活躍中。『河内山』では腰元浪路を可憐に勤め、『京人形』では艶やかな人形の精を演じ、『四の切』では美しい静御前を堂々と勤めた。父との共演『連獅子』では息の合った踊りを見せた。

中村 虎之介 (なかむら とらのすけ)

初代 成駒家
中村扇雀の長男。平成13年に初お目見得の後、平成18年に初代中村虎之介を名のり初舞台。くっきりした目鼻立ちと愛らしい仕草で、同世代にも人気の17歳。昨年は、『ぢいさんばあさん』の短気な久右衛門、『勢獅子』の粋な鳶頭、『鰯賣』の傾城滝の井、『先代萩』の忠臣山中鹿之助を、いずれも初々しく演じた。今年の『対面』の八幡三郎は柔らかみをもって演じることができ、今後も様々な役柄を経験しながら、芸道に精進することに期待される。

中村 寿治郎 (なかむら じゅうじろう)

初代 成駒家
二世中村鴈治郎に師事し、昭和27年に中村鴈好を名のり初舞台。昭和33年に二代目中村扇雀(現・坂田藤十郎)門下となり、昭和46年、中村扇豊と改め名題昇進後、平成7年に寿治郎に改名。今年1月に幹部昇進。60年以上の長い舞台歴を持つベテラン脇役。『曽根崎心中』の下女お玉や『封印切』の阿波の大尽、『河庄』の善六など、上方歌舞伎の雰囲気を醸し出し、独特な存在感が印象的。

主催・お問合せ

電話:053-451-1114

共 催

静岡新聞社・静岡放送

協 力

後 援

浜松市、FmHaro!