歌劇BLACKJACK

2016.9/18 sun アクトシティ浜松 中ホール 開場14:30/開演15:00

スタッフ・キャスト

スタッフ

宮川 彬良

音楽監督・ピアノ 宮川 彬良

1961年2月18日、東京生まれ。東京藝術大学在学中より劇団四季、東京ディズニーランドなどのショーの音楽を担当。その後、数多くのミュージカルなどを手掛け、舞台音楽家として活躍。
代表作に「ONEMAN'S DREAM」「身毒丸」「シャンポーの森で眠る」「ミラクル」「ハムレット」「マクベス」「家なき子」「血の起源」「星の王子さま」「ルビチ」「ザ・ヒットパレード」「ムサシ」「欲望という名の電車」など。1996年「身毒丸」で第4回読売演劇大賞・優秀スタッフ賞を受賞、2000年「ミラクル」で東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞を受賞。2005年「ハムレット」(再演)で第12回読売演劇大賞・優秀スタッフ賞を受賞。2004年には、松平健のショーのために作曲した「マツケンサンバⅡ」が大ブレイク、舞台音楽からヒット曲を送り出した。
一方で演奏活動もめざましく、1995~2010年には大阪フィル・ポップス・コンサートの音楽監督・常任指揮者、1998年~「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」の音楽監督を務めている。また、自ら企画した「コンチェルタンテⅡ 宮川彬良vs新日本フィルハーモニー交響楽団」、アーティスティック・ディレクターを務める大阪市音楽団との吹奏楽ショー「宮川彬良&大阪市音楽Dahhhhn!」、サックス奏者・平原まこととの「アキラさんとまこと君 ふたりのオーケストラ」、歌手・岡崎裕美との「未来の音楽授業!アキラ塾」、自作の舞台音楽を演奏する「宮川彬良 心de バレエ」などを中心に、日本全国でコンサートを行っている。自身で、作曲、編曲、指揮、ピアノ演奏、解説を行いながら進めるコンサートは、誰もが楽しめ親しみやすいと定評がある。
2003~2010年NHK Eテレ「クインテット」、2009~2010年NHK BS2「どれみふぁワンダーランド」、2011~2012年NHK BSプレミアム「宮川彬良のショータイム」の音楽を担当、出演。2012年~アニメ「宇宙戦艦ヤマト 2199」の音楽を手掛けている。舞台、コンサート、テレビ、ラジオなど、多岐に渡るジャンルで活躍している。

MESSAGE

僕は不安でいっぱいだ。
長谷川寧の新演出にオペラ育ちの役者たちがどこまで答えを出しうるのか!
その長谷川寧の音楽ホール初演出は、はたして功を奏するのだろうか!
そして何より作曲者の僕は見事に自作を演奏できるのであろうか!!

しかしそんな中での好材料といえば今を生きる最高のオペラ歌手たちがここに集った事。
天才長谷川寧を三ヶ月もひとりじめに出来る事。
そして何よりもこの作品が音楽的にも哲学的にも興行的にも挑戦し続ける甲斐のある作品である。
と僕等自身が感じられたことである。この瑞々しい不安こそが明日への活力だ。

2016年7月 宮川 彬良

長谷川 寧

構成・演出・振付 長谷川 寧

作家・演出家・振付家・パフォーマー。
2003年「冨士山アネット」(フジヤマアネット)結成。テキストより身体を起こす「ダンス的演劇(テアタータンツ)」にて活動中。
類い稀な空間演出と共に、独自の空間を描き出す。
近年は「擬・ジャンル」をテーマに演劇やダンスの枠を拡張した作品を発表している。
主な作品として、「死刑執行中脱獄進行中」(原作・荒木飛呂彦/構成・演出・振付)、「歌劇ブラック・ジャック」(音楽・宮川彬良/振付・ステージング)、映像作品への振付として映画「海月姫」ドラマ「アラサーちゃん 無修正」「その「おこだわり」、私にもくれよ‼」の他、フジファブリック、bonobos、EGO-WRAPPIN’等ミュージシャンへの振付提供多数。
2016年秋、冨士山アネット「Attack On Dance」WorldTourを予定。
〈URL〉http://fannette.net/

MESSAGE

「モノクロ・クロニクル」

ブラック・ジャックが現在にも語り継がれる要因のひとつとして、
各エピソードの中に収められる「極限状況」の魅力がある。
ブラック・ジャック=間 黒男をはじめとする登場人物達は、毎回究極の選択を強いられる事になる。
白と黒の間に立たされる彼等は、毎回無理にでも選択を迫られている。

だが実はこれは、日常のどの場面にも言える事でもある。
そして現在、国家や政治、宗教など世界を巡る様々な状況でも一番難しいのは、「選択」という行為だ。
その何処にも正義が存在し、無数の主張が存在する。

白/黒
YES/NO
賛成/反対
ALL/NOTHING
離脱/残留

私達は日々の様々な選択を、
限られた時の中で取捨し続け、
結果現在の世界が在る。
今回のブラック・ジャックは、フィクションで終わらせるつもりはない。
現在に在る、選択のひとつとして観客に問いたい。

現代に蘇らせる為の大手術を、ひとつ施してみようと思う。

長谷川寧

響 敏也

脚本・歌詞 響 敏也

スタジオ・オーケストラのトランペット奏者として演奏活動の後、まず放送作家として執筆活動に入る。
現在は、作家・音楽評論家として評論や随筆を新聞・雑誌に執筆。オペラと落語を融合させた「オペらくご」の創案と脚本を手掛ける他、音楽舞台脚本、音楽番組などの執筆も行っている。
各種音楽賞やコンクール、オーディションの審査や、朝日カルチャーセンター、NHK文化センター、宝塚教養学校の講師も務めている。
各局テレビ・ラジオ番組での音楽解説の出演も多い。
著書:「親父の背中にアンコールを~朝比奈隆の素顔の風景」(大阪書籍)、「幸運という名の交響曲」、「同行二人弦の旅」(共著)など。
戯曲・脚本:オペらくご1「背広屋の利発な結婚」(「フィガロの結婚」改め)、オペらくご2「ドンならんな!」(「ドン・ジョヴァンニ」改め)、オペらくご3和菓子屋騒動記「こしあん取って」(「コシ・ファン・トゥッテ」改め)。
音楽劇:「私がベートーヴェンです」、「モーツァルトの居る部屋」。
その他:落語協奏曲「カルメン」、一人芝居と管弦楽「恋こそ命!カルメン」、完全演奏版脚本

田尾下 哲

監修 田尾下 哲

1972年兵庫生まれ、横浜育ち。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ドイツ人演出家ミヒャエル・ハンペに西洋演劇、演出を学ぶ。2003年から09年まで新国立劇場に所属し、オペラ・チーフ演出スタッフを務めた。09年チューリヒ歌劇場「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」で、共同演出・振付を担当しヨーロッパ・デビュー。
今後は、日生劇場「後宮からの逃走」など、オペラ、ミュージカル、芝居の演出が控えている。

美術 : 杉山 至 / 衣裳 : 山本 亜須香(FUGAHUM) / 演出助手 : 青木 真緒
振付助手 : 高谷 楓 / 映像 : 中澤 陽 / 照明 : 奥田 賢太 / ヘアメイク : 林 摩規子
カバーキャスト : 井上 大聞 / 伴奏ピアノ : 加藤 真弓・近藤 麻由
舞台制作 : (株)ステージループ

キャスト

大山 大輔
ブラック・ジャック

大山 大輔

東京藝術大学首席卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。
主な出演作は「セビリャの理髪師」フィガロ、「フィガロの結婚」フィガロ、伯爵、「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール、「魔笛」パパゲーノ等、主要な役を数多く演じている若手筆頭バリトン。特に兵庫県立芸術文化センター主催の佐渡オペラ「メリー・ウィドゥ」ダニロ役では注目を集め、同役にて「題名のない音楽会」に出演。今秋には演劇作品「天の赦すところ」にて伊達政宗役を演じ、井上道義×野田秀樹コラボレーションオペラ「フィガロの結婚」全10都市公演ではタイトルロールでの出演と活躍目覚ましい。「第九」や、モーツァルト、フォーレ「レクイエム」等コンサートソリストとしての活動、役者としての活勤のほか、朗読劇やナレーション、台本執筆、様々な演劇作品への出演や、劇団四季ミュージカル「オペラ座の怪人」ではファントム役で出演する等、オペラ以外の舞台活勤でも好演を重ねている。
洗足学園音楽大学ミュージカルコース講師。
2015年第7回浜松市民オペラ「歌劇 ブラック・ジャック」にブラック・ジャック役で出演。
オフィシャルブログ《ネコとオペラと大山大輔

鷲尾 麻衣
ベティ

鷲尾 麻衣

神奈川県出身。東京芸術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家研修員及びロームミュージックファンデーション特別研究生に選出され、ニューヨーク、ロンドンで研鑽を積む。ニューヨークハンターカレッジ「安寿と厨子王」で主演しニューヨークタイムズ紙に絶賛された他、プエルトリコIVAI「魔笛」夜の女王、カーネギーホールのオーケストラコンサートソリストに抜擢される。また、カナダの日加友好80周年記念ガラ・コンサートに出演し(ダルヴィット指揮)、その模様は現地のテレビ放映により話題を呼んだ。セントアンドリュース国際コンクール優勝等国内外での入賞多数。国内では東フィル、東響、読響等との共演も多い。最近ではNHK音楽祭、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演のほか、新国立劇場「ドンジョバンニ」ツェルリーナ役に抜擢され、同劇場「こうもり」「魔笛」に出演。今年は小澤征爾音楽塾「こうもり」に出演する等、活躍著しい注目のソプラノ。今後は注目の指揮者バッティストーニ指揮・オペラ「イリス」(東京フィル)、横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサート、2017年は新国立劇場「カルメン」等に出演予定。二期会会員。

水船 桂太郎
代理店上司

水船 桂太郎

浜松市出身。国立音楽大学卒業。第38回日伊コンコルソ入選。イタリア・ボローニャに留学。03年「蝶々夫人」 ピンカートンで二期会デビュー。その後、二期会「椿姫」アルフレード、同「魔笛」タミーノ、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ等を務めた。
また、第3回静岡県民オペラ「蝶々夫人」ピンカートン、第4回「夕鶴」与ひょう、第5回「イリス」オーサカを務めた。
近年では、世界的に著名なテノール、ペーター・ドヴォルスキー氏に認められ、09年スロヴァキア国立コシツェ歌劇場「愛の妙薬」ネモリーノでヨーロッパのオペラデビューを果たし、11年スロヴァキア国立ブラチスラヴァ歌劇場ガラ・コンサートに出演。また、在スロヴァキア日本国大使館主催コンサートに出演、スロヴァキア国営放送で放映された。12年チェコのシレジア劇場(オパヴァ)にて、「真珠とり」ナディールを歌い成功を収める等、活躍を続けている。
2014年東京二期会公演「蝶々夫人」ピンカートンを再び歌い、その模様はNHK BSプレミアムにて放映された。
浜松市民オペラには第1回「カルメン」、4回「三郎信康」、5回「魔笛」、7回「歌劇 ブラック・ジャック」に出演。二期会会員。

吉田 裕太
代理店部下

吉田 裕太

名古屋音楽大学声楽科オペラコース卒業。在学中、大学主催演奏会に多数出演。これまでに「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール役を始め、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、アントニオ、「魔笛」パパゲーノ、「コジファントゥッテ」グリエルモ、「こうもり」ファルケ博士、「愛の妙薬」ベルコーレ、「カルメン」ダンカイロ等、様々な役でオペラ、またはコンサートに出演。2015年第7回浜松市民オペラ「歌劇 ブラック・ジャック」に出演した。名古屋音楽大学授業補助員、名古屋中学校非常勤講師、菊華高等学校非常勤講師を勤める。声楽を松下雅人氏に師事。

髙畠 伸吾
代理店部下

髙畠 伸吾

東京都出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。2013年度第44回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。サントリーホール・オペラ・アカデミー アドバンストコース第1期生修了。
これまでに「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ、「愛の妙薬」ネモリーノ他、多くのオペラに出演。また2012年小澤征爾音楽塾オペラ、2013年夏 サイトウキネンフェスティバル 小澤征爾指揮、ラヴェル作曲「子どもと魔法」に出演。2014年3月小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅫ モーツァルト作曲「フィガロの結婚」バジリオ役、2015年3月小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅩⅢ ラヴェル作曲「子どもと魔法」小さな老人/ティーポット/蛙で出演。2015年はラフォルジュルネ東京・金沢に、札幌にてPMF音楽祭に、松本にてセイジオザワ松本フェスティバルに出演。ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」、バッハ「マニフィカート」のテノール・ソロも務める。

今井 学

今井 学

大阪市出身。桐朋学園大学音楽学部声学専攻卒業。同研究科三年次修了。これまでにオペラ「ドン・ジョヴァンニ」同タイトルロール、ミュージカル「ズボン船長~FIFI AND THE SEVEN SEAS」ケチャップ等、オペラ、ミュージカル、ストレートプレイとジャンルを問わず様々な舞台に出演。中でも2015年8月に世界初演された宮川彬良氏の「歌劇 ブラック・ジャック」では渉(第二章主役)を演じ好評を博した。演奏会では新日本フィルハーモニー交響楽団との共演や「第九」や宗教曲のソリストを務める他、数多くの新曲初演に携わり、作曲家からの信頼も厚い。また歌手としてだけでなく指揮者としても活動。近年では山田洋次監督作品「母と暮せば」の合唱指揮を担当した。男声アカペラアンサンブルVoce Giriniメンバー。作曲声楽アンサンブルTHEATRE EN VOIX同人。日本合唱指揮者協会会員。これまでに声楽を納多正明、加賀清孝、木村俊光、指揮を故北村協一、吉田行地、各氏に師事。

鈴木 玲奈
彩香

鈴木 玲奈

東京音楽大学声楽演奏家コース、同大学院オペラ研究領域を共に首席で卒業。
第49回日伊声楽コンコルソ第3位、併せて読売新聞社賞、日伊音楽協会賞受賞。第15回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2013」アジア代表。第65回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学の部東京大会第1位、全国大会第3位。第2回東京国際声楽コンクール大学生部門第1位。第11回東京音楽大学コンクール声楽部門第1位。「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「ランメルモールのルチア」タイトルロール、第81回読売新人演奏会、第27回千葉県若い芽のαコンサート、東京音楽大学付属高校ユニセフチャリティーコンサートなど様々な演奏会に出演。また、モーツァルト、フォーレ「レクイエム」、ヴィヴァルディ「グローリア」、ラター「マニフィカート」等のソプラノソロを務める。
モーツァルテウム国際サマーアカデミーにてジャネット・ペリー氏のマスタークラスに参加。
2015年度文化庁海外派遣研修生としてドイツ ミュンヘンにて研修。2016年ドイツテーガーゼンコンサートにてモーツァルト作曲「戴冠ミサ曲」にてソプラノソロを務める。同年11月には日生劇場「後宮からの逃走」ブロンデ役で出演予定。華やかな容姿と正確なコロラトューラの技術で観衆を魅了する将来を期待されるソプラノである。

今野 沙知恵
マリー
家政婦

今野 沙知恵

桐朋学園大学音楽学部声楽専攻首席卒業。同大学研究科修了。桐朋学園大学の交換留学生として、イタリアローマのサンタ・チェチーリア音楽院に留学。2014年新国立劇場オペラ研修所第14期修了。新国立劇場オペラ研修所公演では「カルディヤック」娘役、「魔笛」パパゲーナ役等に出演。2012年、東京モーツァルト・プレーヤーズ 主催オペラ・プロジェクトにて、第4弾「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナ役に出演。2013年、同プロジェクトにて、第5弾「魔弾の射手」エンヒェン役に出演。2014年、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)にて「ナクソス島のアリアドネ」エコー役、特別コンサート、リンクアップコンサート等に出演。2016年、同音楽祭にて「マーラー交響曲第四番」ソプラノソロとして出演。田尾下哲カンパニーオペラ「セヴィリアの理髪師の結婚」にスザンナ役として出演。第22回千葉県民合唱団定期演奏会モーツァルト編曲の「メサイヤ」にソプラノソロとして出演。2014年文化庁在外派遣研修員としてドイツ・ニュルンベルクに留学。木村俊光氏、Maria de Francesca Cavazza氏に師事。宮城県出身。

加藤 宏隆
医者
猪一

加藤 宏隆

袋井市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。第5回浜松市民オペラ「魔笛」パパゲーノ役でオペラデビューし、その後渡米。ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院にて修士課程を、インディアナ大学ジェイコブス音楽院にてディプロマ課程をそれぞれ修了。ジョン・シャーリー=カーク、ベニータ・ヴァレンテ、ケヴィン・ランガン、ヴィンソン・コール、キャロル・ヴァネス、アンドレアス・プリメノス等、世界的な演奏家諸氏のもと研鑽を積んだ。イタリア・フィレンツェへの短期留学も経験する。アメリカ国内にて、アスペン音楽祭をはじめ、多くのオペラやコンサートにソリストとして出演。2011年帰国。現在は東京を拠点に、オペラでは静岡県民オペラ「夕鶴」、東京・春・音楽祭「ファルスタッフ」、東京二期会「ドン・カルロ」「魔笛」、日生劇場「アイナダマール」等、出演多数。オペラ以外にも、バッハ・コレギウム・ジャパン合唱メンバーとして演奏会やレコーディングに参加するなど、宗教音楽の分野でも活躍。二期会会員。早稲田中学高等学校非常勤講師。本年11月、日生劇場「後宮からの逃走」オスミン役として出演予定。

中島 実紀
邦子

中島 実紀

浜松市出身。浜松学芸高等学校音楽科卒業。国立音楽大学声楽学科卒業。
二期会オペラ・ストゥーディオ第47期マスタークラス修了。イーストマン音楽学校夏季セミナー受講、デイル・ムーア氏に師事。新美博義、酒井あやの、小串昭子、黒田晋也の各氏に師事。
第16回静岡県学生音楽コンクール第1位。第50回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位。
これまでに、浜松市民オペラ「三郎信康」侍女・甲役、同「魔笛」パパゲーナ役、同「歌劇 ブラック・ジャック」邦子・キャサリン役、ドン・チマッティ生誕125年オペラ「細川ガラシア」巡礼の娘役、日本オペラ連盟人材育成公演「ポッペアの戴冠」アモーレ役、調布市民オペラ「こうもり」イダ役、オペレッタ座公演「リーベ・クロスター」クララ役、同「マイン・シャッツ」加賀清子役、音詩劇「かぐや幻想」月かぐや役、音楽劇「そして銀河鉄道の夜~えほん風に~」カンパネルラ役、「リタ」リタ役にて出演。
2009年3月には“ACT New Artist Series”にて、2010年5月には浜松音楽友の会「四季のコンサート」浜松出身の演奏家シリーズにてリサイタルを開催。
その他、様々なコンサートに多数出演。浜松学芸高等学校芸術科非常勤講師。浜松中日文化センター講師。波の会日本歌曲振興会会員。二期会会員。

田上 知穂
看護婦
麻子

田上 知穂

浜松市出身。国立音楽大学声楽科卒業。桐朋音楽大学研究科修了。二期会オペラ研修所45期マスタークラス修了、優秀賞受賞。第17回 奏楽堂日本歌曲コンクール入選。2012年イタリアにてGianni Poggi国際コンクール第1位受賞。
調布市民オペラ「魔笛」パパゲーナ役にてオペラデビュー。二期会公演「メリーウィドー」マルゴ役、二期会ニューウェーブオペラ「ジュリアス・シーザー」ではセスト役で清新な少年役を好演。新国立劇場バレエ公演「オルフェオ」アモーレ役、錦織健オペラプロデュース「愛の妙薬」ジャンネッタ役、その他「フィガロの結婚」「ラ・ボエーム」「椿姫」「奥様女中」宮本亜門演出「キャンディード」2015年宮川彬良作曲「歌劇 ブラックジャック」にヤングベティで出演。2010年1月 二期会メンバーのボーカルカルテット「千駄ヶ谷スタイル」として、ニューヨークのカーネギーホールにおいてリサイタルを行い、満員御礼の大成功をおさめる。2016年1月には東京にてリサイタルが決まっている。
コンサートでは、ヴィヴァルディ「グロリアミサ」ベートーベン「合唱幻想曲」バッハ「ロ短調ミサ曲」モーツァルト「戴冠式ミサ」レイハ「レクイエム」(日本初演)ヘンデル「メサイヤ」オルフ「カルミナブラーナ」等でソリストも務める。
2012年春、イタリアのG.ニコリーニ国立音楽院修士課程を最高点で修了。帰国後は、地元浜松にてコンサートやオペラなど精力的に活躍している。
聖隷クリストファー中・高等学校非常勤講師。海の星高等学校吹奏楽部ボイストレーナー。YAMAHA声楽講師。二期会会員。

趙 知奈
六法寺夫人

趙 知奈

名古屋音楽大学声楽専攻卒業、同大学大学院修了。声楽を長野眞理子氏に師事。定期演奏会、卒業演奏会等、大学主催演奏会に多数出演する他、第84回読売新人演奏会、第36回、第38回読売中部新人演奏会等に出演。オペラでは「ドンジョヴァンニ」ドンナ・アンナ役、「コジファントゥッテ」フィオルディリージ役、「フィガロの結婚」伯爵夫人役・バルバリーナ役・ケルビーノ役、「愛の妙薬」アディーナ役、「友人フリッツ」スーゼル役等に出演。名古屋市事業団主催企画、ミュージカル「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」にフランカ役で出演する他、「オーケストラの祭典~絆・希望のハーモニー~」でセントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団と共演。その他NHK-FMのラジオ番組「リサイタル・ノヴァ」に出演。第69回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第3位。第7回東京国際声楽コンクール新進演奏家部門第2位(最高位)、東京新聞賞受賞。

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第7回市民オペラ 歌劇ブラックジャック

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