バ ン ド 維 新

C O M
P O S E R S

作曲家紹介

NIU Naomi丹生 ナオミ

丹生 ナオミ

東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。アメリカ・ボストンのニューイングランド音楽院 大学院修士課程作曲科首席修了。
あわせてAcademic Honors賞、Distinction in Performance賞受賞。
同校の推薦により全米名誉音楽家協会(Pi Kappa Lambda)終身会員に選出される。
第12回名古屋市文化振興賞作曲部門入選(第1位)、アメリカの作曲賞 『The Toru Takemitsu Award for Composition』等の作曲賞を受賞。 
また音楽を担当したNHKオーディオドラマ「母から母へ」により、『ギャラクシー奨励賞』、 「戦争の悲しみ」により『放送文化基金賞・本賞』、『ABU(アジア太平洋放送連合)賞』、 『イタリア賞』の各賞を受賞。
現在、自身の作曲活動に加え、モダンダンスのための音楽やNHKのドラマ音楽の作曲、 NHK「名曲アルバム」、「みんなの童謡」、「日本うた絵巻」、「全国学校音楽コンクール (スペシャルステージ)」等、多くの音楽番組の編曲も手掛けている。

2007年3月現在

青竜舞

[ 作品解説 ]

高校生の時、吹奏楽部の1年生のみ22人でコンクールに出場した経験があります。高校に入学して初めて楽器を手にしたという仲間もいた中で、同じ目標に向かい練習に励んだ日々。22人がひとつとなってのアンサンブル作り、音楽作りなど多くのことを学びました。
そんな当時のことを思い出しながら「バンド維新」の『中学、高校生のための小編成ウィンドアンサンブル作品』というコンセプトのもと、“響き”と“疾走感”のある音楽を…と思い、書いたものです。
全体は急・緩・急の3つの部分から成り、セクションおよび全体としての“響き”と“イントネーション”の統一感が求められます。
この曲は先に書かれた『吹奏楽のための“青竜祥”(せいりょうしょう)』に関連したもので、天の四神のひとつ、東方の守護神である「青竜」に因んでいます。

[ 編成 ]

Piccolo (Fl.)
Flute

B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet

E♭ Alto Saxohone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1,2
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba

Timpani
Percussion (S.D. / B.D. / Sus.Cym. / Tam-tam / 4 Tom-toms / Vib. / Glock. / Tubular-Bells / Triangle / Tambourine)

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