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作曲家紹介

WATANABE Toshiyuki渡辺 俊幸

渡辺 俊幸

作曲家。1955年2月3日名古屋生まれ。

青山学院大学入学と同時にフォークグループ「赤い鳥」のドラマーとしてプロ活動に入る。
「グレープ」のサポートミュージシャンを経て、さだまさし氏の音楽プロデューサーおよびアレンジャーとして活躍。
79年渡米後、バークリー音楽院にてクラシックおよびジャズのコンテンポラリーな作編曲技法を、ボストンコンサーバトリーにて指揮法を学ぶ。またL.Aにてアルバート・ハリス氏に師事し、ハリウッドスタイルのオーケストレーションと映画のための作曲技法を学ぶ。
帰国後、作曲家として数々の映画、テレビドラマ、アニメーション等の音楽を担当。
近年の代表作としてはNHK大河ドラマ「利家とまつ」、「毛利元就」、NHKドラマ「大地の子」、「どんど晴れ」、フジテレビ系ドラマ「優しい時間」、東宝映画「モスラ」、「サトラレ」「解夏」、「UDON」などがある。
「リング~最終章~」は、第20回ザ・テレビジョン・ドラマアカデミー賞、劇中音楽賞を受賞。
指揮者としてポップスオーケストラのコンサート活動にもライフワークとして取り組んでいる。
今年は、音楽家生活35周年を迎え、CD「渡辺俊幸ベスト~メロディーズ~」をリリースし、サントリーホール大ホールで日本フィルハーモニー交響楽団と記念のコンサートを行った。

 

洗足学園音楽大学 音楽・音響デザイン学科 客員教授。

 

◆ 所属団体

日本音楽著作権協会評議員(JASRAC)
日本作編曲家協会理事 (JCAA)

Music for V-Drums and Small Wind Ensemble

[ 作品解説 ]

この作品は、タイトルが示す通りローランド社のV-Drumsを使用することを前提に書かれていますが、通常のDrumsを使用して演奏することも可能です。ただその場合は、V-Drumsに通常のDrums以外の音色が要求されている部分(58小節目から94小節目まで)について、他のパーカッションを使用する必要性が出てきます。
作曲するに当たって特にイメージしたテーマなどはありませんが、ジャズをルーツとして発展してきたジャンルの音楽的特性を生かした曲作りを心がけながら、楽想が自然にわきあがってくるままに書き上げたものです。
16ビート、4ビート、変拍子などをただ正確に演奏するだけでなく、俗に「ノリ」と呼ばれる音楽的ニュアンスを大切に演奏して下さい。
楽しんで演奏して爽快な気分を味わっていただければと思います。

[ 編成 ]

Piccolo (Fl.)
Flute

B♭ Clarinet 1,2

E♭ Alto Saxophone
B♭ Tenor Saxohone

B♭ Trumpet 1,2,3
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Bass Trombone
Tuba

Timpani
Percussion(S.D. / Sus.Cym. / Tam-tam / Mari. / Vib. / Glock. / Chimes /
V-Drums or Drums)

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