2021/11/20 |
ブログの公開が遅くなってしまい申し訳ありません。今週のギャラリーを紹介します。
ギャラリー31『静岡県華道連盟恵西部会 第65回「秋のいけばな展」』 11月18日(木)~11月21日(日)10:00~17:00(最終日は16:30)
今週のギャラリー31はお花で埋まっております!

今週はいけばな展です。準備中にもお花のいい香りが充満していました。 しかし展示物は生花、生ものです。美しいその状態は保てても3日......ということで、4日という短い展示時間でも同じ花を見れるのは二日間だけ。そう、前二日と後ろ二日でお花を入れ替えたのです。
お客様が帰られた夕方以降、80杯という数を総入れ替えで美しい生け花をお客様へとお届けしていました。 4日間合わせて160杯!ものすごい数ですね。
ちなみに、秋のいけばな展、ということで生けられたものは秋物が多いんだとか。 私も知識がないもので、秋のものとは?とお伺いしました。 実をつけるもの、紅葉するもの、菊や竜胆などが該当するそうです。

こんなにしっかりと『いけばな』に触れるのは初めてだったので、とても新鮮でした。皆さまも植物が魅せる一瞬の美、体感してみてはいかがでしょうか?ギャラリー32『松経書展 30年を振り返って』 11月15日(月)~11月17日(水)10:00~17:00(終了) 
こちらでは松下さまの個展をやっていました。 取材の際たくさんお話を聞かせていただいたのですが、今回の個展はお父様への恩返しに開いたのだそうです。 父の影響で筆をとった松下さまは、書いていくうちに作品が増え床の間が埋まるまでになったのだとか。なのでその作品たちを「生きている間に皆さんに見て欲しい」「父に今まで頑張ってこれたよとお返ししたい」として、今回の展示となりました。そんなお父様をイメージした作品がこちら。 お父様のお話しをされている間、松下さまは本当に楽しそうでした。そんな父に憧れ、尊敬し、今も思っている方の素敵な作品です。展示期間中にブログを書ききれなかったことが残念です...。
こちらの3作品は読売書法展で入選したものだそうです。いつまでも続く趣味特技を持っている方は本当にまぶしいですし、尊敬します。ギャラリー33『彩テル会 パステル画展』 11月15日(月)~11月21日(日)10:00~17:00(最終日は16:00)
実はパステル画を実際に見るのは初めてかもしれません。少なくとも「パステル画」として認識したうえで鑑賞するのは今回が初めてです。 「パステルカラー」はよく耳にするものの、そもそもパステルとはなんぞや?というところからなのですが、絵はこんな感じです。
ふんわりしていて優しい雰囲気ですね。油絵とはまた違った雰囲気です。
彩テル会さまは、普段はパステルを使って風景画や静物画を描いているのだそうです。展覧会は2年に1回、先生も含めた8人の作品で開かれます。

クレヨンにも油絵にも似ていて、見ていると不思議な感覚になります。 何気に貴重かもしれないパステル画、皆さまもぜひ見にいらしてくださいませ。
ギャラリー34『でじふぉと浜松 25周年記念展』 11月16日(火)~11月21日(日)9:30~17:00(最終日は16:00)
今週はギャラリーのふり幅がすごいですね。34はデジタルアートです!

作品の関係上大写し(アップでの撮影)は禁止ということで、少々遠めからのお写真となります。
でじふぉと浜松さまは、写真のレタッチをしたアート作品を作っています。会員は10名ほど、展覧会は年に1回の開催だそうです。

入ってすぐのテーブルの上には、所狭しと並べられたポスターカードが。展覧会を開くたび、こうしてポスターカードを置いてお客様に提供しているのだと伺いました。私も気に入ったものを何枚かいただいていきました。素敵な作品ばかりですよ! ちなみに、クリアファイルの中には過去の展覧会のチラシや目録が入っています。過去の記録を見るのも、軌跡をたどっているようで楽しいですよね。
最近はコロナということもあり、月に1回の定例会はオンラインで行っているそうです。上の写真の4作品は、オンライン定例会で外部から参加した方々の作品、いわば「招待作品」です。こうして活動の場が広がっていくのは素敵なことだとおもいます。
ギャラリー35『第11回 浜松市とスイスベルン市の子ども絵画交流展』 11月16日(火)~11月21日(日)10:00~17:00(最終日は15:00)
名の通り、浜松市とスイスのベルン市の子どもたちの描いた絵の交流展です。 海の向こうの子どもたちが描いた絵って、なかなか触れる機会がないので貴重ですね。

今回で11回目となる絵画交流展ですが、今年はコロナの影響でスイスの子どもたちは不参加となりました。 日本でもコロナ禍で例年に比べて応募数が少なかったそうです。
上の写真に写っているのは過去の交流会で展示されたベルン市に住む子どもたちの絵。絵にも国の違い、文化の違いが出ていておもしろいですね。
絵が入っている額は毎年手作りなんだとか。たくさん応募してきた中から、審査を通して展示をするんだそうです。子どもたちの素直な表現って見るとほっこりします。

絵についている題名の下には、子どもたちが応募の際に題名とは別に付けた一言が添えられています。題名には入りきらなかった思いが文字になっていて楽しいですよ!ぜひ見てみてください。

今回取材をさせていただいた方からは 「子どもたちの素直な表現・表情を見て、癒されてほしい」とお言葉をいただきました。
私もとても穏やかで癒された気分になりながら取材させていただきました。 ありがとうございました。 ギャラリー32『モノクロ写真展「カフェラテⅧ」』 11月18日(木)~11月21日(日)10:00~17:00(最終日は16:30)松下さまと入れ替わりに、ギャラリー32では白黒の写真の展覧会を開催しております。モノクロ写真を見るのは初めてという方もいらっしゃるかと思いますので、この機会にぜひ触れてみてください!【安】 |