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2022.03.10

サーラ音楽ホールHJB育成事業とは?

サーラ音楽ホールは「音楽の都 浜松」における多彩な市民活動の促進と、
次代の音楽文化を担う人材育成をホールの基本理念としています。

その「りねん」を「かたち」に変えるため、サーラ音楽ホールは様々な人材育成事業に取り組んでいます。

その中の1つに、HJB育成事業というものがあります。
まさに人材育成の「はじめのいっぽ」というべき事業で、今回はその「HJB育成事業」についてご紹介します。

ところで、HJBとは???

H=ハママツ J=ジュニア B=ブラス というブラスバンドの頭文字をとったものです。
私たちスタッフは親しみを込めてこう呼んでいます。

それではハママツジュニアブラス、浜松ジュニアブラスとはどんな団体なのでしょうか。

浜松ジュニアブラスとは、浜松市吹奏楽連盟の育成事業として活動してきた、
「浜松市小学校合同吹奏楽団」の活動や実績を引き継ぎ「NPO 法人浜松生涯学習音楽協議会」が主宰する団体として、
新たに令和3年に誕生した、浜松市内の小学生有志による合同吹奏楽団です。

楽器や音楽の経験は特別問わず、音楽の大好きな熱意のある小学生が集まり、
サーラ音楽ホールを拠点に、年間を通じて定期的に練習や演奏活動を行っています。
浜松市、浜松生涯学習音楽協議会、浜松市文化振興財団の3者が一体となって主管している人材育成事業で、
持続性のある運営を目指して、日々試行錯誤しているパイロットケース事業ともいえます。

主宰の浜松生涯学習音楽協議会には、市内小学校の金管バンド部や吹奏楽部で豊富な指導経験のある、
先生が多数所属していて、万全の指導体制で毎回練習に取り組んでいます。

浜松市の音楽文化事業(※)のモデルバンドにもなっており、通常の練習に加えて、
各楽器の専門家や著名な音楽家から指導を受けることができる当市ならではのサポート体制が活動を後押しします。
浜松市アクトシティ音楽院  吹奏楽セミナー

初年となる今年は、浜松市内小学生46名(4年生2名、5年生14名、6年生30名)で当館を練習拠点に、
昨今の厳しい情勢にも負けずに!それでも無理をすることなく1年間楽しく練習に取り組んできました。

そして先日2月20日、残念ながら関係者のみの公演とはなりましたが、「HJB第一回定期演奏会」を開催しました。

極めてシビアに制限された環境下、それでも子どもたちは今持てる技量やこれまで教わってきたことを精一杯表現しました。
とてもとても立派な「はじめのいっぽ」となったと思います。

この事業は演奏会が無事終了して終わりということはありません。
6年生は演奏会をもって修了しましたが、新5,6年生が新しく入ってくる新入生と活動を続けていきます。
また修了生たちも次のステップに向けて前進していきます。いつでも遊びに来てくださいね!
HJBは来年度も様々な演奏活動や新しい挑戦(時が来たら特集予定です)にも積極的に取り組んでいきます。

ここでおしらせです。実は今月の21日まで、新規の入団希望者を募集しています。
先輩たちは楽器の持ち方やケースの開け方から一歩一歩学んできました。
2期生も経験は問いません。熱意のある仲間たちを募集しています!
浜松ジュニアブラス第2期団員募集 | 浜松生涯学習音楽協議会 (hamaonkyo.com)

浜松ジュニアブラス、略称HJB。
今後の活動も随時おしらせしていきますので、温かい目で見守ってください。