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2022.07.02

浜松ジュニアブラス(第二期)はじまりました

サーラ音楽ホールがNPO法人浜松生涯学習音楽協議会と協働で育成している、
浜松ジュニアブラス、略してHJBの2022年度の活動がスタートしました。

昨年度の2月に6年生を送り出し、今年度4月30日に第2期入団式から、
新たなメンバーを迎えて現在28名でこのサーラ音楽ホールを練習拠点に活動しています。

1期生もそうでしたが、今期の新入団員も楽器演奏は「はじめて」の子どもたちばかり。

最初の楽器選びも、まずはとにかくやってみよう!です。
楽器の持ち方、構え方、音が出るかな?からはじめるのですが、
さすが浜松市の未来を担う若い可能性!日に日にどころか、1時間後には別人のように上達していきます。
指導者もスタッフもその上達ぶりには、いつも驚かされています。

指導者はこれまで小学校の金管バンドなどの部活動を中心となって引っ張ってきた熟練の先生たちです。
返事やあいさつなど基本的な社会教育から熱意のこもった演奏指導まで様々なことを学びます。

そして4月から練習を重ねて第2期浜松ジュニアブラスの今年度初舞台!
浜松市民なら誰もが知っている(?)名物コンサート「プロムナードコンサート」に出演して、
大勢のお客さんの前、浜松駅北口広場「キタラ」でその練習成果を発揮する予定でし「た」。

…だったのですが、最近の不安定な気候の影響もあり、悪天候予想で涙の中止判断。
屋外でのコンサートでは仕方のないことなのですが、とても悔しい結果となってしまいました。

諦めたくても諦めきれない。子どもたちに発表の場を…そんな想いで講師の先生方が、
急遽保護者だけでもと声をかけて、直前まで練習していた当館で、臨時のミニコンサートを開くことに。
急な連絡にもかかわらず50名以上の保護者たちが集まり、形は変わりましたが子どもたちの初舞台を見守りました。
会場は変わってしまいましたが、演奏中の子どもたちはとてもキラキラとして見えました。

気持ちを込めた演奏を終えて今日の演奏で感じたこと、思ったことこれまでの練習の様子などを伺いました。
ふたりとも少し照れながら頑張ってお話してくれました。

藤原 愛衣 さん(積志小学校)
練習の時からとても広いホールで響きを感じながら演奏できて楽しいです。
今までの練習の成果を発揮したかったです。この悔しさを次の演奏につなげて頑張りたいと思います。

増田 美菜 さん(積志小学校)
お父さんが県外へ単身赴任中で、今日はライブ配信を見てもらう予定だったので残念でした。
その代わり今日の演奏会ではお父さんにも届くように気持ちを込めて演奏しました。
合唱のビリーブも頑張って歌うことができました。

次の本番での演奏は「9月19日(月・祝)吹奏楽トップコンサート@アクトシティ浜松大ホール」です。
まだ今年度の活動もはじまったばかりです。この後の目標に向けて練習、頑張りましょう!