[演奏]
宮本とも子

[使用楽器]
クラヴィコード　P.リンドホルム　1788年　ストックホルム　A=415Hz

日本初のクラヴィコード・アルバム! オルガンと並んで最古の歴史を持ち、
最も単純な機構を備えた鍵盤楽器の、驚くべき豊かな表情に迫る!

※朝日新聞　推薦盤に選定!
ハイドンやC.P.Eバッハの鍵盤ソナタをオリジナル楽器で演奏。
指のタッチがそのまま弦に伝わり、響くことを証明するかのような録音だ。
この楽器の特徴を知り尽くした演奏者による貴重な記録と言っていい。(金澤正剛)

※レコード芸術　特選盤に選定!
〜その演奏ぶりに初めて触れたのだが、宮本とも子は、まことに素晴らしい
この道のスペシャリスト。クラヴィコードから美しく、しかも無限の表情変化を秘めた音いろを引き出し、聴く者を魅了してしまう。
〜(中略)〜疑いなく「一級品」である古楽の名盤。(濱田滋郎)

〜正しい音程を得るのも楽器を本当に鳴らすのも難しい楽器だが、造詣の深い奏者だけに繊細な発音を生かした豊かな表現力でこの楽器の魅力をあますところなく伝えている。
〜(中略)〜教育の素材にも純粋の鑑賞にも好個の一枚。(那須田務)

[演奏曲目]
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン　ソナタ ト長調
1　アレグロ
2　メヌエット/トリオ
3　アダージョ
4　フィナーレ:アレグロ・モルト

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン　ソナタ ハ長調
5　アンダンテ・コン・エスプレショーネ
6　ロンド:プレスト

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
7　クラヴィコードに別れを告げるロンド

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ　ソナタ ハ長調
8　アレグロ
9　アンダンテ・ウン・ポコ
10　アレグロ・ディ・モルト