12歳のときに独学で音楽を始めたPabloは、最初はドラマーとしての腕を磨いていました。その後UFBA（バイーア連邦大学）の音楽科に入学。6年間在籍して音楽とギターをより専門的に学び、以後、ギターを中心に活動を行っています。新たなサウンドの追求に意欲を燃やした彼は、他のさまざまな音楽スタイルに触れるようになり、1枚のCDと2枚のDVDをレコーディング。ブラジルの音楽シーンにおける地位を確立しつつあります。

彼は、Novos Baianos、The Tropicalists、Lenine and Alceu Valença、そしてJackson do Pandeiro、Dorival Caymmi、Carlinhos Brownといったムジカ・ポプラール・ブラジレイラ（MPB＝ブラジルのポピュラー音楽）の豊富なレパートリーやボブ・ディランの楽曲をカバーしています。50分間のコンサートで演奏する10曲のうち6曲が自作曲、4曲がMPBのヒット曲です。

MPBのヒット曲：
イパネマの娘（Tom Jobim and Vinicius de Moraes）
マシュ・ケ・ナダ（Jorge Bem and Sérgio Mendes）
Preta Pretinha（Moraes Moreira and Galvão）
Asa Branca（Luiz Gonzaga and Humberto Teixeira）
自作曲：
Calaram（Pablo Moraes and Tom Lira）
Macumbêro（Pablo Moraes）
Pezinho de Ingá（Pablo Moraes）
Maluco（Pablo Moraes）
Samba de rumpilé（Pablo Moraes）
Dieta da segunda（Pablo Moraes and Tom Lira）
ミュージシャン：
Pablo Moraes – ボーカル
Thiago Nogueira – ドラム
Rodolpho Azuos – ギター
Luciano Pereira – ベース