国立音楽大学附属音楽高校･大学声楽科を卒業。在学中より学内外に師を求め、声楽･発声指導、指揮･合唱指揮、グレゴリオ聖歌、ルネサンスアンサンブル、パイプオルガン、邦･民族楽器演奏、シアタ－ピース･図形楽譜による即興演奏を含む現代音楽演奏などを学ぶ。
また、指揮者として必要な企画･制作力を身につけるため、音楽事務所を主宰。合唱演奏会の企画･制作をはじめ、東京室内歌劇場の公演マネジメント、西武百貨店主催による現代音楽演奏会企画･制作、テレビ朝日放送の音楽番組ブレイン等を務める。
1996～98年渡欧。イギリス：Schola Gregoriana of Cambridge、フランス：ソレーム修道院ほかにてグレゴリオ聖歌を学ぶと共に「キリスト教典礼と共にある暮らし」を体験。グレゴリオ聖歌が持つ伸びやかさ、深く豊かな音楽性やエネルギーなど “西洋音楽の源･根っこ” としての聖歌の在り方に改めて目覚め、心酔する。
現在は、全国各地にてグレゴリオ聖歌から現代音楽まで、幅広い作品の指揮・指導活動を行うと共に、新実徳英・寺嶋陸也・信長貴富ほか作曲家との協働による新しい合唱作品創作活動にも力を入れ、多くの作品を委嘱初演している。
武蔵野音楽大学講師（担当：合唱指揮）として、女声合唱･混声合唱･室内合唱･指揮レッスンを担当する他「教員免許更新講習」「社会人のための夏期研修講座」等の講師を務める。日本合唱指揮者協会会員、日本グレゴリオ聖歌学会会員、日本演奏連盟会員。