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松竹大歌舞伎


                  
2023年9月5日(火) 
アクトシティ浜松 大ホール

【昼の部】開場 12:45 開演 13:30
【夜の部】開場 16:45 開演 17:30

チケット販売

アクトシティ浜松友の会先行発売
 6月4日(日)昼の部 10:00~
       夜の部 12:00~
一般発売:6月18日(日)
             

入場料(全席指定)

一等席 7,500円
二等席 6,000円
三等席 4,000円
学生席 1,000円(当日指定・24歳以下)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※学生券は予めチケットをご購入の上、
 当日会場にて座席指定券とお引換ください。
※当日券販売はキャッシュレス決済でのお支払いとなります。

チケット取扱い

【Pコード:518-493】

チケット購入・空席確認

【昼の部】

※利用登録後、ログインしてお買い求めください。

【夜の部】

『松竹大歌舞伎』《昼の部》オークラアクトシティホテル浜松 チケット付きお食事プラン

『松竹大歌舞伎』《昼の部》の公演チケット(一等席)とオークラアクトシティホテル浜松でのお食事がセットになったお得なプランです。

■料金:14,000円
    (一等席チケット、お食事、消費税、サービス料込み)
■お食事:11:30~
    ホテル31階 和食堂 山里 または ホテル2階 中国料理 桃花林
■公演:13:30~「松竹大歌舞伎(西コース)」《昼の部》
    @アクトシティ浜松・大ホール
■ご予約:2023年6月5日午前9時より下記にて受付開始
    〇6/5のみ 販売促進部(9:00~18:00) TEL.053-459-1456
    〇6/6以降 予約センター(9:00~20:00) TEL.053-459-1450

詳細は、こちらをご覧ください。

演 目

配 役

あらすじ

『土屋主税(つちや ちから)』
 赤穂浪士の一人である大高源吾が、西国の大名家へ仕官することが決まったと俳諧師の其角の家に別れの挨拶にやって来ます。其角は餞別として「年の瀬や水の流れも人の身も」という句を贈り、源吾はそれに「あした待たるるその宝船」と附け句をしてその場を立ち去ります。其角は、源吾が附けた下句は仕官を喜んだ句であると考え、亡君への恩を忘れたのかと源吾の変節に立腹しますが、この一件を聞いた土屋主税は、討ち入りを暗示した句であると読み解きます。やがて隣家の吉良邸内から刃を交える音が聞こえてくると、主税は喜び、要所に高張提灯を灯させて、陰ながら浪士たちを援助するのでした。
 明治四十(一九〇七)年十月に大阪の角座で初演された、渡辺霞亭作の忠臣蔵の外伝物。俳諧を巧みに織り交ぜながら、討ち入りを待ち望む主税の心情を描いた、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎家のお家芸「玩辞楼十二曲」の一つに数えられる名作です。
『汐汲(しおくみ)』
 時は平安時代。帝の逆鱗に触れ、須磨に流された在原行平は、松風と村雨という姉妹の蜑女(あま)を寵愛し、帝に罪を赦され都へ戻る際に自らの烏帽子と狩衣を形見として与えました。その浜辺にやって来た蜑女の苅藻(みるめ)は、汐汲桶に映る月影に、会うことの叶わない恋人への思いを馳せて舞を舞い始めます。そこへ、苅藻に思いを寄せる漁師の此兵衛が現れますが、苅藻は此兵衛をあしらいながら去っていくのでした。
 女方の舞踊の中でも屈指の人気曲のひとつであるこの作品は、在原行平が土地の蜑女と歌を交わしたという説話を基に、「古今和歌集」の行平が詠んだ短歌などが影響を及ぼして生まれた謡曲の「松風」が題材になっています。松風は幽玄能の中でも屈指の名作で、歌舞伎や浄瑠璃に大きな影響を与え、それらの作品の素材ともなりました。今回の『汐汲』もそのひとつで、苅藻の悲しくもまた初心な恋心や、此兵衛との駆け引きを舞踊仕立てで描き出しています。古風な情緒溢れる歌舞伎舞踊をじっくりとお楽しみください。
         

主な出演者

写真提供・松竹

プロフィール

中村 鴈治郎(なかむら がんじろう)【四代目 成駒家】
1956年2月6日生まれ。四世坂田藤十郎の長男。67年11月歌舞伎座『紅梅曾我』の一萬丸で中村智太郎を名のり初舞台。95年1月大阪・中座『封印切』の忠兵衛ほかで五代目中村翫雀を襲名。2015年1・2月大阪松竹座『廓文章』の伊左衛門ほかで四代目中村鴈治郎を襲名。

上村 吉弥(かみむら きちや)【六代目 美吉屋】
1955年4月27日生まれ。73年8月片岡我當に入門し、同年10月大阪新歌舞伎座『新吾十番勝負』の寛永寺の僧ほかで片岡千次郎を名のり初舞台。87年11月歌舞伎座『廓文章』のおせんで名題披露。93年11月南座『草摺引』の舞鶴ほかで六代目上村吉弥を襲名。

中村 亀鶴(なかむら きかく)【二代目 八幡家】
1972年6月18日生まれ。初代中村亀鶴の長男。父方の祖父は四世中村富十郎、祖母は初代中村鴈治郎の娘の中村芳子。76年12月南座『時雨の炬燵』の倅勘太郎で渡辺芳彦の名で初舞台。91年1月伯父の五世中村富十郎門下となり、中村芳彦を名のる。93年4月富十郎の部屋子となる。2001年11月歌舞伎座にて『戻駕色相肩』の禿で二代目中村亀鶴を襲名。09年11月より四世坂田藤十郎一門となる。

嵐 橘三郎(あらし きつさぶろう)【六代目 伊丹屋】
1944年生まれ。63年3月四代目坂東鶴之助(五世中村富十郎)に入門し、大阪新歌舞伎座『花の生涯』の侍で坂東鶴吉を名のり初舞台。坂東竹四郎、中村富太郎を経て、77年10月新橋演舞場で六代目嵐橘三郎を襲名し名題昇進。2013年11月歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵』四・七段目の斧九太夫で幹部昇進。

中村 寿治郎(なかむら じゅうじろう)【初代 成駒家】
1938年生まれ。二世中村鴈治郎に師事し、52年8月大阪・歌舞伎座『夏祭浪花鑑』の若い衆で中村鴈好を名のり初舞台。58年二世中村扇雀(四世坂田藤十郎)門下となる。71年12月南座『曽根崎心中』の町の衆金兵衛ほかで中村扇豊と改め名題昇進。95年1月大阪・中座『曾根崎心中』の天満屋惣兵衛ほかで初代中村寿治郎と改名。2015年1月大阪松竹座『寿曽我対面』の梶原平三景時で幹部昇進。

上村 吉太朗(かみむら きちたろう)【初代 美吉屋】
2001年2月26日生まれ。07年5月第三回「みよし会」『傾城阿波の鳴門』どんどろ大師の巡礼お鶴で上村吉太朗を名のり初舞台。09年11月片岡我當の部屋子となり、12月南座『時平の七笑』の稚児松乃丸で部屋子披露。

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2023年6月24日(土)『歌舞伎プレセミナー』開催

公演に先駆け、歌舞伎に関する基礎知識や演目の見どころを、古典芸能解説者としても大活躍の葛西聖司さんが映像や資料を使って分かりやすく解説します。

【日時】2023年6月24日(土)14:00開演(13:30開場)
【会場】アクトシティ浜松 コングレスセンター41会議室
【入場料】全席自由500円(税込)
     ※未就学児の入場はご遠慮ください。
     アクトシティ浜松友の会先行発売 5月7日(日)12:00~
     一般発売 5月21日(日)

公演の詳細は、こちら

主催・お問合せ

電話:053-451-1114

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