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ゆるやかコンサート2016冬 "ピアノとソプラノ"

2017.01.10

2016年最後の「ゆるやかコンサート」が、12月20日火曜日に文化センター小ホールで開催されました。
出演は安間鮎子さん(ソプラノ)と大場朋子さん(ピアノ)のお二人です。
お二人は浜松学芸高等学校での同級生との紹介がありました。
クリスマス直前のコンサートでしたので、それにちなんだ曲をたくさん聴かせていただきました。

最初は、「華麗なクラシック!名曲の世界」

♩ヴェルディの歌劇「椿姫」より "ああ、そはかの人か~花から花へ" 
♩モーツァルトのモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」より "アレルヤ" 
そして、
♩プッチーニ、歌劇「ラ・ボエーム」より "私が町を歩くと"(ムゼッタのワルツ)

安間さんのソプラノがホールに響き渡り、クラシックの世界に引き込まれました。
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3曲クラシックの曲が続いたところで、大場さんのピアノ独奏を1曲。

ベートーヴェン
♩エリーゼのために イ短調 

次は子どもさん向けの曲。

み~んな大好き!スタジオ・ジブリ」
おなじみの、「となりのトトロ」からメドレーで。
♩さんぽ~風のとおり道~まいご~ねこバス~となりのトトロ
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続いて、ピアノの詩人ショパンのコーナー
大場さんのピアノ独奏です
♩小犬のワルツ 変ニ長調

二曲目は、
♩ノクターン 嬰ハ短調(遺作)

観客の皆さんと同様に、小さなお子様を持ち、子育て真最中の大場さんは、
この曲を聴くと、心が落ち着くひと時を過ごすことができるという紹介がありました。
また、「ノクターンを聴いて、思わず泣きそうになった」という、お客様からのコメントもいただきました。

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ピアノの独奏が終わると、やがてシャンシャンシャンシャン! という鈴の音が舞台下手から響き、
クリスマスにちなんだ歌へと続きます。


「クリスマスがいっぱい」
♩赤鼻のトナカイ
♩シューベルトのアヴェ・マリア
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そして、

手遊び歌のクリスマスバージョン。
安間さんのリードに合わせて、みんな一緒に手や体を動かします。
♩とんとんとんとんサンタさん~サンタになっちゃった

クリスマス気分がいよいよ高まり、
♩クリスマスキャロル・メドレー
 あら野のはてに~あめにはさかえ~まきびと羊を~歓喜の歌~もろびとこぞりて~きよしこの夜
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最後の曲は
「親と子の絆」
子どもからお母さんを見た曲。
♩僕が生まれた時のこと
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アンコール曲は
♩ジングルベル
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安間さん、大場さんどうもありがとうございました。
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【演奏者プロフィール】
安間 鮎子(あんま あゆこ)
 浜松学芸高等学校音楽科(芸術科音楽課程)、国立音楽大学声楽科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部
マスターコース修了。万里の長城杯国際音楽コンクール第4位入選。
 これまでにオペラでは「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「フィガロの結婚」スザンナ、ケルビーノ、「ポッペアの戴冠」ヴァッレット、ダミジェッラ、「愛の妙薬」アディーナ、「魔笛」ダーメ1、「カルメン」フラスキータ、「うりこひめとあまんじゃく」あまんじゃくにて出演。その他数々のオーケストラでのゲスト出演、宗教曲やベートーヴェン第九のソリストを務め、CD制作等の多岐にわたる録音にも参加。
 関東、静岡を中心に企業パーティーや結婚式、様々なイベント等での演奏活動を行っている。藤原歌劇団準団員。


大場 朋子(おおば ともこ)
 浜松学芸高等学校音楽科(芸術科音楽課程)、愛知県立芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。
同大学院修士課程修了。
 2007年、2010年、2012年にソロリサイタルを開催する他、多数の演奏会に出演。
これまでに山下富江、永川澄子、永野美佐子、丸山恵美、故水野紀子、ローラント・ケラー、ヴァディム・サハロフの各氏に師事。
 現在、浜松学芸高等学校芸術科、兵藤楽器店各講師。