浜松市天竜壬生ホール

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浜松文芸館出張講座「おくのほそ道~その出会いと別れ~」開催レポート

毎月1回のペースで開催している浜松文芸館出張講座「おくのほそ道~その出会いと別れ~」、1年半前の10月に開講し、江戸時代の俳人:松尾芭蕉の足跡をじっくりと解説しています。今年度に入って4月,5月は、奥州平泉での芭蕉の滞在内容から、源平時代に思いを馳せて詠んだ句に焦点を当てました。
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「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡(あと)」
「五月雨(さみだれ)の降り残してや光堂(ひかりどう)」
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学校の授業の記憶が蘇える方もいるでしょう。
そして今月6月は旅路が進み、平泉のある岩手県南部から山形県(出羽地方)に入りました。
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「おくのほそ道」原文は長大な文章ではないし、また各所に散りばめられた俳句も十七音で構成される短い詩のため、全体として文字ボリュームは決して多くはないです。ただ、その限られたボリュームであるがゆえに、ひとつひとつの言葉に、伝えたいことがたくさん凝縮されているように感じられます。
次回7月は、また多くの方が聞き覚えのある俳句が出てきます。
「閑(しづ)かさや...」
そういえば、もう梅雨が明けたかのごとく、外は晴れて暑くなりましたね。セミの鳴き声もちらほら聞こえてくるようになりました。
この講座へ参加してみたいと思ったら、壬生ホールまでお問い合わせください。途中からの入会も大歓迎です。

更新日:2025年06月28日

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